ブレイクニー弁護人の爆弾発言
投稿者: nmwgip 投稿日時: 2006/11/05 00:43 投稿番号: [13858 / 41162]
オオタグロくんの妄想を笑うだけでは掲示板の発言として意味がないので、東京裁判におけるブレークニー弁護人の文字通りの「爆弾発言」をここでご紹介しておきましょう。
有名な発言なのでご存知の方も多いとは思いますが。
「国家の行為である戦争の個人責任を問う事は法律的に誤りである。何故ならば、国際法は国家に対して適用されるのであって個人に対してではない。個人による戦争行為という新しい犯罪をこの法廷が裁くのは誤りである。
戦争での殺人は罪にはならない。それは殺人罪ではない。戦争は合法的だからです。つまり合法的な人殺しなのです。殺人行為の正当化です。キッド提督の死が真珠湾攻撃による殺人罪になるならば、我々は広島に原爆を投下した者の名を挙げる事ができる。投下を計画した参謀長の名も承知している。その国の元首の名前も我々は承知している。彼等は殺人罪を意識していたか。してはいまい。我々もそう思う。それは彼等の戦闘行為が正義で、敵の行為が不正義だからではなく、戦争自体が犯罪ではないからである。
何の罪科で、如何なる証拠で、戦争による殺人が違反なのか。原爆を投下した者がいる!
この投下を計画し、その実行を命じこれを黙認した者がいる!
その者達が裁いているのだ!」
(小堀桂一郎編「東京裁判
日本の弁明」)
このブレークニー弁護人の発言が為された直後、突如として法廷の同時通訳が停止し、その日は最後まで復活しなかったと伝えられています。それだけこの発言は検察及び裁判所側の急所を突いていたわけです。
一つ勘違いしないでいただきたいのは、ブレークニー弁護人は原爆投下の責任者も同じように裁かれるべきだ、と主張しているのではないという点です。
ブレークニー弁護人の主張はあくまでも、「国家の行為である戦争の個人責任を問う事は法律的に誤りである」ということであり、原爆投下の個人責任を問う事が出来ないのと同じように、東京裁判の被告の罪を問う事は出来ない、ということなのです。
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/fn5febg5tbba6a1a6bdbe730v0bix6afc0a9oa29ta4n13_1/13858.html