南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

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これが、お前達の先祖の所作だ

投稿者: kim_taek_joo 投稿日時: 2006/07/16 04:44 投稿番号: [11038 / 41162]
  石井部隊の玄関から、何回か厚い丈夫な扉を開けてはいって行くようになっている、幅1メートル50、長さ15メートルぐらいの廊下の中央から右に行く通路があって、その両側に、鉄格子のついた留置所がずらりと並んでいた。その中にペストを感染さすところがあった。

  その第一番目の留置場では、中国の労働者風の、薄紺の服を着た四〇歳前後の男があお向けに寝たままペストを感染させられていた。薄暗い光線を受けて、目をつぶったままの青白い顔は、蝋細工のようだった。動けないように縛りつけてあるのか薬でねむらしてあるのか分からないが、ちょうど屍室の死体のようであった。

  その隣の留置所には35、6歳になる、骨と皮に痩せてしまった男が、後手に縛られてすわっていた。

  ゴム製の手袋と外皮と靴をつけてマスクした軍医が、その男の、一握りほどしかない股を押さえつけて、蚤に食いつかせてペストを感染させていた。痩せた肩から落ちそうになった、ボロボロの薄い破れ服の間から見える骸骨のような胸には、直径一寸近くの潰瘍が五つ、痛そうにカサブタを作って、胸いっぱい赤く色どっていた。

  「これはペスト菌を感染さした痕ですよ」と石井が説明した。

  「ペスト患者の特徴は足元がふらつくことですよ」と石井はつけ加えた。

  軍医に革の鞭でひっぱたかれて立ちあがった男は、二、三歩フラフラッと歩いたかと思うと、枯木のようにドターンと倒れて、ウーッと長いうめきをあげた。

  廊下は突き当たってすぐ右に曲がった。曲がったすぐのところに、手錠と足錠をかけられた35、6歳の、農民風の三人の男が、両膝を立てて、その上に両腕を置いて座らされていた。3人とも痩せ衰えているが、憎悪に燃え立つ6つの瞳は、射るように私たちを見上げていた。

  その目は薄暗い窓の明かりを受けて、鬼気をともなって私に迫った。私は背中に冷水を浴びたようにおののいた。

  「これは凍傷実験をやったのです」と石井が説明した。5本の指は第2関節から先が腐れ落ちて、その切れたところは、赤色と乳白色が入り混じってドロドロになって腐れ、ただれていた。これは凍傷後、零度の水と体温ぐらいの湯につけて処置して、その結果を実験したのである。

  無限の痛恨と堪えがたい痛みをこらえて、両手を抱えるようにして坐っている3人の目は、いまにも飛びかかりそうな形相で石井をにらみすえていた。

  廊下を3メートルぐらい行って左に曲がると、すぐ解剖室の入口に出た。3人の軍医が頭をすりつけて何かのぞき込んでいたが、石井を見ていっせいに敬礼をした。

  幅3メートルぐらいの室の真ん中に大きな解剖台があり、その上に人間の胴体が置かれていて、肋骨が一本一本はっきりと見え、血がポタリポタリ滴ってドス黒く光っていた。

  頭蓋骨が断ち割られて、脳みそが出たままの頭が、胴体の右側に転がっており、バラバラに切断された手と足は、室の右隅に放り投げてあった。生臭い臭いがプンと鼻をついた。

  「解剖した死体はあの竈に入れて焼いてしまいます。臭いがしないように、煙突はとくに高くしてあります。この解剖室で働いていた軍医で、気違いになったのがありますよ」と、石井が冷ややかな笑いを浮かべて説明した。

  こうして、4000人の愛国者は、あるものはコレラ、ペスト、チフス、赤痢その他いっさいの細菌を植えつけられて殺され、あるものは生きたまま解剖され、その他のものは、凍傷実験をやられたり、生きたまま神経を抜きとられたり、トーチカ爆破の実験に使われて爆破されたり、小銃弾傷の実験で毒殺されるなど、この世において、これ以上ありえないあらゆる苦痛を強いられて殺されていった。

  あの高い煙突から、毎日毎夜、白い煙が大空に吐き出されてゆく。あの白い煙の中に、日本帝国主義にたいする無限の憎しみと恨みをこめて倒れていった愛国烈士の、無言の厳粛な抗議がひびいている。あの白い煙は中国人民の勝利と人類の幸福を築く尊い礎石となって、人類の歴史の上に永遠に日本帝国主義の罪悪を刻みつけている。
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