南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

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板倉説(虐殺数の推定)

投稿者: nmwgip 投稿日時: 2006/07/06 00:39 投稿番号: [10616 / 41162]
> そしてこの同じ史料を使用して推測した別の集計がわれわれ編集部の手許にある。板倉由明氏の集計されたものである。

  板倉氏のアバウトな推定については既に述べている。
  これはスマイス調査を無批判に採用したことと、便衣兵処断を違法殺害と誤解していることから生じたものだ。
  おまけに板倉氏が採用した不法殺害の比率が本人の主張と食い違っているな。
  板倉由明著「本当はこうだった南京事件」から該当部分を引用すると次のとおり。
『・・・前述のように、投降兵・捕虜の殺害は原則として不法だが、状況を勘案すると例外が当然ある。それを考慮して不法を1万6千の2分の1から3分の2とすれば、8千から1万1千となる。一般市民については、そもそもスマイス調査が、原因が日中いずれであるかを問わぬ「戦争被害調査」であるから、死者には戦闘の巻添え、中国軍によるもの、日本軍によるものが混合しているものと見て、不法を1万6千の3分の1から2分の1とすれば、5千から8千となる。以上軍民の合計は1万3千から1万9千である。
  ここで、こういう推計では粗いものの方がむしろ正確という見地から、・・・
・・・南京事件における最大の争点、虐殺即ち不法殺害の数は、およそ1万から2万であった、と結論する』

  曲がりなりにもスマイスのレポートを全文読んだ私から見れば、板倉氏のスマイス調査の扱いは大いに疑問だが、スマイス調査については既にこのトピで詳細な検討を加えているから横に置いておくことにする。
  確かに統計調査の現場では「こういう推計では粗いものの方がむしろ正確」というケースもあるが、投降兵処断問題のように個別の事例が明らかになっているにも拘わらずその一件一件に検証を加えず、いきなりマクロ的な比率推定をするのは乱暴で不適切な方法論だと言わざるを得ない。
  方法論が不適切な板倉氏の不法殺害に関する推定は、結論も不適切と判断せざるを得ないだろう。
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