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日本の携帯を高くしている真犯人は

投稿者: byebyelucifer 投稿日時: 2008/02/15 22:42 投稿番号: [90563 / 230347]
黒いページ企画33より

ソフトバンクの孫先生は、過去、携帯電話への新規参入に先駆けて、「日本の携帯は世界一高い」「日本の携帯電話は高すぎる」とうそぶき、あまつさえ、公共の意見募集に対するスパム送信呼びかけまですると言う愚挙を行い、大ひんしゅくを買いました。

とは言え、「日本の携帯は高すぎる」という意見自体には同意した方も多いのではないでしょうか。だからこそ、総務省に数万件というスパムが届き、意見募集機能がパンクし、省令整備に深刻な遅延を生んだのでしょう。

しかし、日本の携帯電話が高い、本当の犯人を皆さんご存じでしょうか。

携帯電話の通話料は、基本的に「コスト」と「混雑具合」によって決められています。このうち、「混雑具合」に関しては、ネットワークの度重なる拡張で解消され、これによる料金上乗せはかなり低いレベルにまで下がってきました。

では、一方の「コスト」はどうでしょうか。この「コスト」の中でも、特に大きく占めるのが、実は「アクセスチャージ」だと言うことをご存じでしょうか。

A社の加入者がB社の加入者へ電話をすると、この際、A社はB社に対して「アクセスチャージ」を支払わなければなりません。そしてこのアクセスチャージはB社が一方的に決めることができます。実例を出しますと、ドコモを使っている人がソフトバンクを使っている人に電話をすると、ソフトバンクがその通話時間に応じて一方的にアクセスチャージをドコモに要求することができるのです。そして、ドコモは、それを「コスト」として通話料に上乗せし、ドコモ利用者から請求することになります。

この場合、ドコモがどのような企業努力をしても、このコストは下げられません。一方、ソフトバンクの利用者には一切負担をかけないため、ソフトバンクにとって値下げする必要がありません。つまり、高くしようと思えばいくらでも高くできるのです。これは、ある種「事業者の良心の問題」です。

そして、このアクセスチャージの額が、各社どのようになっているか、ご存じでしょうか。入手経路に問題があるので正確な数値は勘弁いただきたいのですが、各社が他社に対して請求しているアクセスチャージは、次のようになっています。
http://www.phs-mobile.com/black/black33.html
(円/分)
※突っ込み多発のため補足。ドコモのアクセスチャージは11.28円/分です。ぼかそうとしすぎちゃったかなぁ(笑)。Nice Graph.にはまいった(笑)。

このように、ソフトバンクのアクセスチャージが突出しています。

つまり、


日本の携帯電話が高い本当の犯人は、ソフトバンク、です。


相手先によらず通話料を一律とする、と言うのが携帯電話業界の慣行になり、しかしながら、どの事業者に対しても逆ざやにならないように通話料を決めようとすると、ソフトバンクの高いアクセスチャージがネックとなってどうしても通話料を下げられないのです。

さぁ、これで、日本の携帯電話が高い理由がわかりました。その真犯人の口からいけしゃあしゃあと「日本の携帯は高すぎる」なんてことが語られていたことも。

そして、日本の携帯電話を安くする唯一の方法は、誰もソフトバンクを使わないことを、決断することだけなのです。
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