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elg様

投稿者: qapla_jup 投稿日時: 2007/12/24 21:57 投稿番号: [80455 / 230347]
  私が半島の文化に理解を示している事、過去レスからご判断下さい。
  私、昔某漢方薬屋でメシを食っていましたが、古来半島からお世話になっている生薬といえば、お馴染み朝鮮人参、そして朝鮮アサガオ(確か日本では保険がきく処方には入っていなかったと記憶しています。華岡青洲が全身麻酔をやったとされる時の成分の一つ。毒物)くらいだったかと。別に朝鮮で生薬が育たないという事ではないですが。
  で、医者向け営業だったので3ヶ月ほど監禁されて研修やりましたし、和訳版だったらいくつかテキストにも触れましたが、半島のテキストは読んだ事がありません。許浚(ホジュン)の事も、スカパーのサービスデーで、1話だけ観た(字幕なかったんでチンプンカンプンでしたが)時に初めて知りました。
  はっきり言って、一旦は興味を持ってその世界に行った元関係者から見ても、東洋医学はマイナーな分野です。可能性は秘めていますがね。あくまで補完というか、スキ間医療です(たま〜に鍼に行きますけど)。そうと知らずに斜め読みした事はあるかもしれませんが、あなたの評価は少々過大評価かと。神農本草経(しんのうほんぞうきょう)・黄帝内経(こうていだいきょう)・本草綱目(ほんぞうこうもく、あ、こりゃ日本のテキストか)…名前はうっすら記憶していますが、少なくとも日本の薬の世界では、上の3テキストがメインだったかと思いますが、今ドキの日本のお医者さんが、マジに参照するテキストではありません。「気・血・水(又は津)」や「四診」(大雑把に言えば、見・問・脈・触)に基づく『証』の見方を忠実に実践する医師など、イマドキ珍しいです。

  それよりも最近思うのは、日本で『韓方薬』と言われだした事に、違和感を覚えています。確かに半島でも輸入後独自に発展はしたのでしょうが、元祖中国をさしおいてというのは、おかしいかと思います。中国に倣うならば、「中薬」というべきで、国内で慣れ親しんだ「漢方薬」から変更する必要は感じません。「葛根湯(かっこんとう)」、「小柴胡湯(しょうさいことう)」等々、日本国内で医療保険適応対象となっていた処方は、当時140程度と記憶していますが、半島開発の処方は知りません。それに、生薬市場の本場は、なんと言っても四川省成都です。
  診察のノウハウは、既に廃れていると言っていいかと思いますし、鍼灸分野は知りませんが、そこまで注目に値する分野ではないかな、と。
  たいぶ錆つきましたが、プロのかたでもない限りは、私、多分あなたよりこの分野は詳しいですよ?

  それと、イザベラ=バードを信用するならば、彼女、『朝鮮紀行』の方がムチャクチャ書いてますが、それも信用して良いと?彼女の母国イギリスにだって貧民窟は当然ありましたし、日本を誉めてくれた部分も多い。朝鮮の場合首都からしてボロクソ言われていたじゃないですか?私の記憶に残っている好意的なコメントは、自然の素晴らしさと、国王夫妻を絶賛した事。但し今でも女王を戴いてるイギリス人が、面会出来てミーハー心を刺激されただけなんじゃないでしょうか?
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