「朝鮮半島/対話の限界」(白善華/草思社)
投稿者: kazenodaici1999 投稿日時: 2003/08/11 12:34 投稿番号: [3584 / 230347]
少し前に発刊された書籍です。
内容を要約すると、北朝鮮を中国寄りの大陸勢力、韓国を米国寄りの海洋勢力と位置づけ、両者の交渉による統一は、思想上、経済体制上、無理だ、というものです。
白氏は、軍事史上は世界的に有名な方で、満州国軍官学校卒、日本敗戦後は、韓国第一師団、同陸軍参謀総長を歴任。
「よど号ハイジャック事件」の際も、解決に尽力していただいたそうです。
本書の内容は、日本人としては首肯できない部分も多々ありますが、韓日両国が将来的にも友好・通商を維持できるとしたら、この方ぐらいの認識がギリギリのところだろうな、と思います。
現政権のように、金正日に「ふぁっく・みー」を連呼して、先祖帰りしつつある勢力は問題外。
本書が、日本の出版社から発行しなければならない現状を鑑みると、白氏のような、北に対する毅然とした対応を支持する韓国人はおそらく少数派なのでしょう。
白氏の世代が存在しなくなれば、「海洋勢力」のラインは対馬海峡まで南下することになるな。
これは メッセージ 1 (the_rich_and_smooth さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/ffckdca4h4z9qa4n5doc0a4n9adbel_1/3584.html