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日韓併合の特殊性

投稿者: kakuiu 投稿日時: 2002/10/02 02:54 投稿番号: [1641 / 230347]
  日韓併合時代についての議論がこじれる原因の一つとして、日本の統治が同化政策を伴なっていたことがあるのではないでしょうか。

  例えば、インドネシアなどは何百年もオランダに統治されていたが、現地の住民は結局最後まで自分がオランダ人だという意識を持つことはなかった。これはオランダ人が、インドネシアの人々のことを支配し搾取する対象としてのみ捉え、明確に自分達とは区別し続けたからだろう。

  しかし日本はオランダなどヨーロッパ諸国とは異なり、獲得した植民地において同化政策を実施した。具体的には、台湾や朝鮮半島において学校をつくり、日本(内地)と同様の日本人としての教育を現地の子供達に対して実施した。
  日本の台湾統治は半世紀に渡ったため、終戦時における台湾の人々の多くは自分のことを日本人だと思っていたと思う。日本の朝鮮半島統治は36年余りだったが、それでも当時においては一つの世代が交代するだけの期間であり、終戦時における朝鮮半島住民のメンタリティーの何割かは確実に日本人としてのものだったのではないだろうか。
  また、当時は朝鮮半島出身者であっても日本(内地)に住む男性には選挙権が与えられていたと聞く。同じ日本国民である以上当然のことだったのだろう。ちなみに日本(内地)出身の女性には選挙権はまだ与えられていなかった。
  確かに当時、日本(内地)出身者による朝鮮半島出身者への差別は明らかに存在しました。しかしそれは、オランダ人が何百年もの間インドネシアの人々を同化させなかった様な明確な支配・被支配の区別とは次元の異なるものだったと思うのです。

  このようなことを考えれば、第二次大戦において、日本(内地)出身者と台湾・朝鮮半島出身者はともに日本国民として連合国と戦ったとも言えるのではないでしょうか。必ずしも、日本民族がいやがる朝鮮民族を強制的に戦争に使った、という図式ではなかったと思うのです。

  しかし、『終戦時において朝鮮半島出身者が日本国民であり、アイデンティティーにおいてもその何割かは日本人であった』という事実を韓国成立時の為政者達は隠滅したように思います。そして、韓国国民に対して、『日本の植民地支配がオランダ式の、明確に異なる民族的アイデンティティーを持つ集団間の支配・被支配の図式だった』という架空の歴史的事実を教え込んだのではないでしょうか。
  そしてこのことが、日本の植民地時代に対する謝罪・補償問題を複雑にしているのだと思うのです。
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