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yoikowaruiko356さん

投稿者: attoko12345 投稿日時: 2005/08/23 21:47 投稿番号: [11258 / 230347]
>天皇制の廃止に賛成ですか?反対ですか?

どちらかといえば賛成です。

いろいろ理由はありますが、3つだけあげておきます。
1.日本民族が危機を迎えたとき変革の中心として機能する。
2.日本民族の心のふるさととして目に見える象徴として機能する
3.王がいたほうが社会が安定する。

異論があるでしょう、年配者の考えですから。私も40くらいまでそのようには思わなかったのですから。

>なぜ、なくならなかったのか?

単純に言うと、天皇を打倒または廃止しようとした事件は歴史上2回くらいしかありませんでした。2度とも失敗しました。
蘇我氏の頃と平将門の事件くらいです。

それ以外の権力者は天皇制を利用して実験を握るというやり方で、天皇を抹殺すると自分の権力も壊すことになるためです。最初に始めたのは藤原氏の摂関政治です。
次は藤原氏を同じやり方で引退天皇が上皇として院政を開く。
平将門は文字通り新皇を名乗って失敗。
引き継いだのは源頼朝、彼は草創期でとても天皇を廃止するまで権勢を強化できないうちに幕府が滅んでしまいます。
室町幕府も徳川幕府も天皇から将軍の任命を受けるという手続きを残しました。
滅ぼす気はなかったのです。

信長も足利将軍を利用して捨てましたが、天皇を利用して打倒するまでの時間はなかったようですし、秀吉は天皇から関白に任命されています。
成り上がりものの秀吉には自分の権威を認めてくれる他人が必要であって、最後に天皇を擁護することにしたわけです。

要するに天皇を打倒する人は日本の歴史上稀有なことで、ほかは失敗に終わってます。むしろ、天皇が弱いときに失敗して事例を見て後世の権力者は打倒するより、生かして利用する方法を選んだから、というのが表面上の理由です。

世界史では天皇を越える権力者が出たとき、必ず天皇は廃止されます。

ヨーロッパでフランク王国のメロビング家は家老のカロリング家に打倒され王位を簒奪されています。
カロリング家は無能な王を2代まで支えましたが、ローマ教皇に相談し、了解を得て打倒してます。
無能でも王位を簒奪しても良いか不安だったのでしょうし、正当性の付与を外部の権威に頼って正当化したわけです。

中国では漢の時代に天命思想が儒教の理論として現れ、無能な王の元では天意により新しい王がでてよいと主張され、この理屈を元に無能な王位は他家へ変えられました。

要するに古い王を辞めさせ、新しい人を王位につけることがいいのだという思想があったかなかったか?
日本には王位を血族以外に渡す正当性の考え方がなかったからです。

大体どの国でも血縁以外で王位を変える思想はなかったようです。
異民族による征服でなければ王朝は滅ぼされません。
ベトナムでは古い皇帝が日本の天皇のように政治的実権はないが、武士の長として認可するという時代があります。

イスラムではカリフの権限が低下したとき、トルコ人奴隷が奴隷身分のまま政治権力を握り、カリフからスルタンの称号を得て、政治権力を行使しています。
しかし、時代が進むとスルタンの一人がカリフから称号を譲り受け、カリフに代わります。

中国の革命思想も異民族の征服を正当化する説ではないかともいます。

日本は内乱だけでしたから、革命思想は出なかった。
もし、平将門が天皇家を簒奪したら、次世代の権力者も真似をしたでしょうが、失敗した、是が時代を決定したと思います。

>マッカーサーは天皇制の存続を許可した理由として、そのほうがやりやすいだろう、との読み

是をかくと長すぎて投稿できないのでまたの機会に。
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