相手しないのはお前の勝手だ
投稿者: fakeforeignerbasher 投稿日時: 2005/08/23 16:44 投稿番号: [11226 / 230347]
>だからこそ『外務省』は何をしている、となるのではないか?
違うな。外務省は「これから何をするのだ」だろう。
>日本としてのスタンス、戦略、考え方は他国(世界各国)に対して同一であるべきだ。
ここが一番間違っている。そして非現実だ。
各国に対して各国個別の利害があり、これまでそのように外交を展開してきた限り、大きな外交方針の転換をして全てをやり直さない限り既存の利害関係は解消されない。従って、各国に対し個別のスタンス・戦略・考え方を突如一貫させると表明したところで現実はその理想にはついてこない。まさに「言うは安し」だ。
北方領土問題を抱えるロシアにしても、経済援助をしつつ天然資源開発の旨味を吸いながらも万国共通の「一貫した」スタンスを貫くなど不可能。一貫したスタンスを貫くための必須条件は、力だ。そして弱みを持たせないことである。
外務省のチャイナスクールやロシアスクールは各当事国に利権を保有している。しかしその利権は足元を掬いかねないウィークポイントでもある。つまり利権と弱みは表裏一体であり、これらの利権を一端手放してクリーンに外交戦略を白紙再開しない限りは日本に「一貫した」外交戦略を展開する活路などない。
近隣諸国にばかり目がいきがちだが、これは近年石油開発競争の新たな戦場となっている北アフリカ諸国においても同じだ。日本は長年ODAを通じて各国の政府首脳に日本との友好な関係の旨味を教えこんできたが、近年は中国やブラジルなどが外交力を発揮して石油利権を獲得していっている。
どの国に対しても強気で一貫した姿勢で外交を展開するには、日本は手広く利権を拡散し過ぎている。まずはこれらの利権関係の清算・解消に努めたのちに外交戦略の見直しと改革を行うのが筋だろう。
>それに現在まで貴殿の言う「その段階で突っぱねればいいだけ」ということが出来なかったではないか?
だから外交は三流などと揶揄されてきたのだ。その一本のスジが確率されていなかったために。
お前の求める「一本のスジ」を実現するには莫大な金と時間がかかる。これまでの餌付け外交のツケがまわってくるわけだが、まずは官僚・政治家の癒着などによって生じる国外利権の問題を解決しなければ、それこそ絵に描いた餅に過ぎない。
この国を変えることは容易ではないのだ。
物事には順序があり、先に結論ありきでは改革は進められん。
これは メッセージ 11223 (sea_wolf_class さん)への返信です.
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