日本軍とドイツ軍

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

新型戦闘機の意義

投稿者: tasimaya2003 投稿日時: 2007/09/09 08:21 投稿番号: [127 / 562]
米軍新型機の登場により、物量に劣る日本軍は…だから登場年で性能が違うのは当たり前だ!とは言われるが、日本軍は新型機登場云々以前にベテランの命を粗末にする作戦により消耗したといっていい。仮に高性能な新型機が出たところで人材が居ないのだ。
勇名を馳せた三四三空の隊員でさえ開戦当初の搭乗員の技量と比較すると
中堅以下でしかなかったというから、如何に人材が枯渇していたかが判る。
関大尉は出撃前、「自分だったら敵艦に爆弾を命中させて帰還できる。それを
絶対死ぬ作戦で出撃させるようではもうこの戦争は終わりだ」と語ったそうだ。

人材が枯渇した海軍が取った政策で唯一成功したとさえ言われているのが
大卒の者を集中教育して短期間に士官に育てて前線に送る制度だが、
この制度で養成された士官は海兵出身者より発想が柔軟で不測の事態に
対する臨機応変な対応能力も上だった者が多いという。よく言われるが、
軍事の専門家を養成するはずの海軍兵学校の教育は偏った教育内容とエリート
意識から思考の柔軟性を失い、海軍軍人を単なる官僚にしたというのは
的を射ている。

戦果の過大評価はベテラン搭乗員が減り始めた頃から顕著になっていった
ことは軍首脳部もある程度察していたらしい。台湾沖航空戦の戦果報告を
分析したある参謀は、おそらく米海軍は無傷に近いとほぼ事実を読み取った
そうだ。また坂井三郎氏の著書中にある記述だが、開戦劈頭のベテラン
ばかりだった頃の戦果報告は戦後米軍の記録と突き合わせるとわずか三機
しか違わなかったというほど正確だったという。こういう事例を考えると
日本の最大の失敗は人材を粗末にしすぎて戦争ができる兵隊がいなくなった
ことだと思う。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)