中国の胃袋 weizhenkliさん その2
4.中国人留学生を多く受け入れている大学の学長と話す機会があり、その
折、中国人留学生にも言及した。「中国人は極めて記憶能力に優れてい
るが、理論的思考能力に磨きがかかっていない。従ってその分野を強化
すれば、勉強熱心ゆえ、優秀な学生になる」とのコメントであった。
確かに、外国で学んだ中国人は能力を発揮、成果をあげている。
例えば、中国科学院の呉敬連教授は正にその一人であり、中国を救った
一人として尊敬している。呉教授は共産主義、飯も食えないイデオロギ
−闘争の真っ最中に、ご自身の生命をかけ訒小平氏を説得し、市場経済
移行(資本主義)を進めた人です。ハーバード、ケンブリッジの客員
教授の経歴もある現在中国の経済政策推進者の一人です。
さて、貴兄の質問に答えます
1)日本の食料自給率はカロリー換算40%強、日本農業政策の問題点です。
米は平年作ならば自給率100%で輸入は必要無いが、WTO協議で日本の
農産物解放Schedule問題から米を輸入せざるを得ぬ状況
2)日本の森林資源は豊富であるが、コストが高い為、高級建材用途しかない
一般建材、製紙用パルプ、合板用は国際競争力が無い為、米国、ロシア
東南アジアからの輸入に頼っている。以前東南アジア諸国からの輸入は
伐採するのみであったが、環境破壊となることの反省から、植林を開始
した経緯あり。
割箸が環境破壊と言う話は良くあるが、これは全くの誤解であり、割箸
は大木を切り倒し作るのではなく、間伐材を使用している。逆に木の生育
を助長するもので、森林資源を保つには間伐をしなければならないもの
中国で小学生が割箸不使用運動をしているが、間違っていると教えた方が
良いと思う。
3)元経貿部のある局長から中国奥地の森林資源を利用し、紙パルプ事業
に協力できぬかとの依頼があった。中国は良質な紙が不足、6000万人の
小中学生の教材不足の問題の解決にもなるとの話であった。これと同様
キルギスの鉱物資源開発はこれもキルギス政府の要請からで、鉱物資源
公団が民間企業の専門家をFeasiblity Studyで派遣したもの。
金があれば何をしても良いのかとの貴兄発想とは次元の異なる話。
例えば、中国政府はスムーズな経済発展の為、技術と資金を中西部に投下
して貰いたいと諸外国に要望しているが、これももし日本や先進国の金
儲けだからけしからんと言う思考形態ならば、それは聊か寂しい発想
又、中国人がそのように考えるならば、中国政府が努力して中西部発展
させようとの政策を否定するもの。
以上、貴兄は如何考えるか
これは メッセージ 9478 (kohsien99 さん)への返信です.
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