第三者的な視点からみれば(国歌斉唱の強制)
投稿者: wof2000 投稿日時: 2005/05/03 08:51 投稿番号: [74901 / 196466]
>これはどういう意味かね?国家公務員法および地方公務
>員法に「職員は、その職務を遂行するについて、法令に
>従い、且つ、【上司の職務上の命令に忠実に従わなけれ
>ばならない。】」と書いてあるのですよ。
この「法令」と「職務上の命令」とが矛盾した場合、「法令を優先する」ということですよ。
ごく簡単な喩えで言えば、ある学校の校長が、教師に対して「あの父兄、むかつくから一発ぶん殴って来い」という職務命令を下しても、その教師は、拒否してもいい、だけではなく、拒否しなければならない、ということ。
まあ、細かい法律論の話をするつもりはありません。シロウトの私がやっても、どこかで議論された内容の劣化コピーにしかならないでしょうから。しかし、裁判でも、事実上、国歌斉唱を"指導"することは出来ても、"強制"はできない(斉唱を拒否しても減給処分は出来ない)という判断が下されています。これは、(そこにいたるプロセスは異なっても)結果的には、バーネット判決と同様のオトシドコロを探っていることになります。
当事者としての視点から見れば「国歌斉唱を強制し、従わなければ処分」という思考に違和感を感じないかもしれません。が、第三者的な視点からみれば、それは立派な人権侵害なんですよ。
たとえば、北朝鮮で金一族の葬式が行われたとします。そこで次のような通達が出されます。「大声で泣かない者は、将軍様への敬慕の念が足りない。"再教育"の必要ありと認む」(注:葬式での号泣"哭"が、東アジアの一般的伝統であることは前述の通り)。音量測定器を持った役人が巡回監視し、泣いてない人間、泣き声が小さい人間を次々と拘束し、処分を下します。
こんな光景を見せられたら、"バカじゃないか"と思うのが普通でしょうね。
これは メッセージ 74420 (gannbaru_sayoku さん)への返信です.
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