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「支那」呼称問題 (トピズレ)

投稿者: wof2000 投稿日時: 2005/04/17 19:24 投稿番号: [59623 / 196466]
「支那」呼称問題については、ずいぶん前に議論しました。

「支那」という呼称は蔑称です。それを否定する根拠として挙げられる英語のChinaやフランス語のChine(注:発音はシーヌ、フランス語のEはウと発音する)は、「支那」という語の"直接の"語源ではありません。だから、「英語やフランス語では許されるのに…」という反論は、勉強不足です。

「支那」という呼称は、秦王朝の名がインドに伝わり、それが仏典等で中国に逆輸入され、さらに日本に伝播した、という説が有力のようです。そして西に伝播したのがChinaやChine。だから"直接の"語源でなくとも"共通の"語源を持つとは言えるでしょう。「支那」呼称が、開国前の江戸時代から、一部の学者・文人の間で使用されていたことが、その証拠です(漢字は定まっていませんでしたが)。

近代に入り辛亥革命前後には、孫文などの革命家が、自ら「支那」呼称を使用したこともあります。が、「支那」呼称がその語源から離れて、中国に対する侮蔑的な文脈で使用されるに従い、「支那」呼称が蔑称と認識され、1930年には、当時の中国政府から日本政府に対して、中国を「支那」と呼ばないようにとの正式な申し入れがありました。日本はこの申し入れを無視し、相変わらず侮蔑的な文脈で「支那」呼称を使用し続けます。しかし、敗戦を経て、戦勝国となった中国政府から改めて抗議を受けると、公的機関での「支那」呼称の使用を禁止しました。以降、日本では「支那」呼称は、ほとんど死語となっていましたが、嫌中ナショナリズムの台頭により、敢えてこの蔑称を使いたがる人たちが増えています。

また蛇足ですが、漢字文化圏の一員である日本が、その音だけではなく漢字本来の意味にもコダワリを見せるのと同様、あるいはそれ以上に、中国人も字義にコダワリます。隋王朝建国のときも、"随"のシンニョウは走る意味だから縁起が良くないと、わざわざシンニョウを抜いたと言われるほどです。だから、自国の呼称に支流、支店の"支"を入れられたら、気を悪くするのは当然です。日本も「似本」とか言われたらイヤでしょう?
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