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【中国】

投稿者: ijnna 投稿日時: 2002/06/25 10:36 投稿番号: [25114 / 196466]
北京コンビニ競争時代、上海大手が進出

上海でコンビニエンスストアを展開する小売り大手が、飽和状態に陥っている地元での競争から抜け出すため、「コンビニ未開の地」北京での出店に力を入れている。聯華が「2年以内に600店を開設する」とぶち上げれば、ライバルの華聯も「今年200店を開く」と打ち出した。迎え撃つ地元企業も、最大手の物美が年内に100店を設ける計画。未来の巨大市場のパイをめぐって競争が一気に激化しつつある。上海にコンビニが登場したのは1993年。当初は赤字続きで倒産した企業もあったが、ライフスタイルの変化とともに市場環境が成熟し、1999年以降は急速に発展。2〜3日に1店のペースで生まれており、現在その数は1,800店を突破した。大小さまざまだった業者も、ローソン合弁の華聯羅森や聯華、良友、好徳、可的、梅林正広和など大手に集約されつつある。出店ラッシュは現在も続いており、業界関係者は「今年は3,000店を突破するだろう」と予測している。
一方で市場は飽和状態に近づいており、「店を出して数日後には両隣に別のコンビニがオープンしていた」(華聯羅森の関係者)という状況も。専門家も「コンビニの増加は消費者にとっては便利だが、同じ道路上であれば100メートルは店舗の間隔をとるべき」と過当競争を懸念する。
■市場規模は2,000店
地元での過度な競争から抜け出すため、2大業者の華聯と聯華は他地域での事業拡大を進めている。その中で、2社が最も力を入れているのが北京進出。北京はもともと小売業の発展が遅れており、スーパーマーケットが登場したのも上海の91年に対し、北京は94年。コンビニはようやく出店が始まった段階だ。
北京のコンビニは現在、100店ほど。主な企業に物美、超市発、倍順、万方、超時24などがあるが、上海のように全市を網羅するほどの規模ではない。聯華によると、コンビニの商圏人口は3,000〜4,000人。これに基づけば常住人口800万人の北京のコンビニ市場は少なくとも2,000店に上る。
北京での事業拡大に備え、聯華は3,000万元を投じて華北本部を設立。2年以内に600店を設ける計画で、今年はまず国慶節までに10店を開くという。物流拠点となる北京の配送センターもまもなく開業する。
華聯は既に、華北物流の大動脈である京津塘高速道路沿いに、配送センターを設けている。今年は200店を開くのが目標だ。
一方、北京で最大手の物美は年内に100店を開く考えで、既に地下鉄環状線上の14駅でCSを同時開業。中国石油天然ガス集団と共同で、全国各地のガソリンスタンドにコンビニを開設する計画もあるという。
■厳しい経営環境
各社とも北京での事業展開に全力投入するが、関係者は「北京でコンビニを成功させるのは容易ではない」と訴える。上海に比べて地価が高く、消費スタイルや商品もそれほど成熟していない。例えばコンビニのヒット商品である弁当のような加工食品は、北京ではまだ少ない。
縦割り行政が強いため、取り扱い商品や業務内容を増やすのも難しい。公共料金支払いの受け付け、テレフォンカードやバス定期券の販売なども手掛ける上海のコンビニに対し、北京のコンビニは「小さなスーパーの域を出ていない」状態だ。加えて区域ごとの縄張り意識が、チェーン展開の足かせとなっている。こうした点から関係者は「上海のスタイルでそのまま成功するかどうかは未知数」と話している。
それでも大手の進出で、北京のコンビニ業界の勢力図が大きく変わるのは確実。業界の発展が期待できる一方で、力のない業者が淘汰(とうた)され、数年後には大手数社に集約されるとみられている。(NNA)
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