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【フィリピン】銅精練所を近代化

投稿者: cllespo 投稿日時: 2002/06/04 10:44 投稿番号: [24113 / 196466]
アジア輸出拡大視野

銅精錬業大手フィリピン・アソシエーテッド・スメルティング&リファイニング(PASAR)が、精錬施設のメンテナンスならびに近代化に向けて年内に2,000万米ドルを投資する構えを見せている。主要顧客であるアジア各国向けの輸出拡大を視野に入れた動きとみられる。PASARは今回、レイテ州イサベルにある精錬所の改修を行う。同社のレビステ副会長はこの点について、施設のメンテナンスと近代化を図るため、9月に一時閉鎖が行われる可能性も示唆している。
同社は2000年、10億ペソ超を投入し今回同様の近代化策を実行に移したことで、生産能力を40%増加させた経緯がある。中国、インドネシア、パプアニューギニアからの原材料を使用し現在は、年産17万トンに達しているという。
■海外市場の拡大へ
製品の出荷先については9割が海外向けとなっており、主な仕向け先としては中国、韓国、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシアの名が上がっている。
中でも最近、中国市場における売り上げが伸びており、輸出全体に占める割合は3割に達しているという。同社は先に、中国政府系貿易会社大手のチャイナ・ミンメタルズ・グループと4,700万米ドルの契約を締結。これに基づき、年間2万4,000トンを超える上質の銅カソードが出荷することになっている。
PASARの今回の設備投資は、こうした海外の市場をさらに拡大させる狙いがあるようだ。
もともと政府の管轄下にあった同社が民営化を果たしたのは1999年のこと。主要株主にはスイスのグレンコア・インターナショナルや元農業相のカルロス・ドミンゲス氏がいる。(NNA)
[6月4日2時11分更新]
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