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戦争ごっこ?

投稿者: ryu_inakuma 投稿日時: 2002/03/10 03:39 投稿番号: [21639 / 196466]
そんなばかな、という声が専門家筋から聞こえてきそうである。軍区の違いは、軍種の違いではない、同じ陸軍なのだから、という批判は予測できる。

が、「同じ陸軍」なら、同じ言葉で命令を伝えらえるはずではないか。また、同じ食事をとるはずではないか。少なくとも陸上自衛隊やアメリカ陸軍ではそうだ。そうでなければ、作戦行動や兵站補給に支障をきたすのだから。ところが、中国では、このような「常識」、すなわち言語と食事の統一が実現したのは、1990年代にはいってからのことにすぎない。それまでは、ばらばらだったのだ。これでは1つの軍種とは言いがたいし、そもそも1つの国家なのか、という疑問すら湧いてくる。

中国の国土は広くて、気候や自然環境、言語、生活習慣は多様性に富んでいる。日本人はよく「中国語を学ぶ」というが、実際には中国語などというものは存在せず、日本人が中国語と思っているものは、実は北京方言をベースに作った「普通話」(標準語)にすぎない。

これを、東京地方の方言をベースに作った日本の標準語と同列に論じてはいけない。なぜなら、日本の標準語が大阪や沖縄で通じないことは絶対にないが、中国の普通話はしばしば上海や広東では通じないからだ。北京と広東でははっきり「母国語」が異なり、広東語は方言ではなく、れっきとした言語(外国語)と見たほうがよい。

1989年に発生した天安門広場における学生たちのデモ、集会活動の鎮圧に、中国共産党中央軍事委員会(当時のトップ、すなわち主任は訒小平)は、当初は北京にいた解放軍兵士を動員しようとした。が、彼らは北京語が完全にわかるので、学生たちの主張を聞くうちに、それに共感を示す者も出てきて、次第に鎮圧がやりにくくなっていった(この地元兵士の「抗命問題」については、中国政治の専門家・矢吹晋のホームページ、http://www2.big.or.jp/~yabuki/doc/pe910092.htmlなどを参照した)。そこで、中央軍事委は仕方なく、広州軍区など地方の軍区から、北京語のわからない兵士を呼び寄せて、あの6月4日の戒厳令発令による制圧行動(第二次天安門事件)に投入せざるをえなかった。

軍隊とは国土、国民を守るために存在するものだ。国家の安全が脅かされる事態が起きれば、国内のどこへでも出動し、現地部隊と協力して現地住民を守り、国土を守らなければならない。阪神大震災に際して、全国各地の自衛隊の部隊が現地にかけつけ、現地住民の救援活動にあたったことは記憶に新しい。軍隊とは本来そういうものだ。
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