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中国民主化ハードランディング①

投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2012/09/15 00:56 投稿番号: [191936 / 196466]
中国の民主化ハードランディングで最も理想的なのは、中国人民の90%を占めるいわゆる広義の漢民族自身(以後、中国人と呼称する)にある。蒋介石軍を台湾へ駆逐した毛沢東時代の初期、多くの中国人は「ああ、これでやっと平和平穏な生活と家庭が築ける」と安堵したに違いない。新興の共産主義理念は、人々の平等公平な生活を保障する唯一無二の社会を建設するものと信じて疑わなかったと考える。ソ連で言えば、コルホーズやソホーズ等、集団社会生産で、人々は格差無く平等に収穫を享受できるものと信じていた。しかし、その地方地方や地域地域の共同社会には長が必要でった。その長を誰が勤め、その長の配下行政には誰が担当するか?   の問題が発生した。当然だな。選ばれるのは、その共同体が選んだ長となるが、問題は、その長は中央政権である毛沢東共産党の意向に反することはできないことを悟る。反すれば、粛清される。その理由は、中央政権がでっち上げる。でっち上げる理由は何でもいい。例えば、その長は妻子ある身でどこのだれそれという娘と密会していたということでも十分である。過去にだれそれから金を騙し取ったということだけでもいい。これで他の長は、中央の恐ろしさを知ることになる。機転の利く者は、中央に取り込もうと、何でもするようになる。最も弊害なのは、各省長の任命権にある。中国の場合、日本の県に相当する省は、大きな省ならば日本の全人口にも相当するのである。

中国共産党政権は、漢や唐の時代からの科挙制度にも似た制度を採用した。地方で頭角を現した熱烈共産党員を重用したのである。ちなみに、現胡主席は、かってチベットの省長であった。問題が多いチベットを無難に治めたということで、江沢民後の主席に抜擢されている。

この制度は、一見すれば「うん、なかなかいいな」と思いがちだが、実は大変な腐敗と不条理が内部で渦巻いているのである。今回も、重慶市長が大問題になった。重慶市と単に名を上げれば、「何だ?一地方都市か?」と我々日本人は考えがちだが、その面積は日本の北海道に匹敵し、人口は3千万人である。この重慶市長はやり手であった。野心も現中国共産党執行部を脅かすほどであった。温家宝に「文化大革命の悪夢の再来が否定できない」と言わしめたのもこの重慶市長の存在であった。私は、彼がかっての陳腐な文化大革命の再来を意図していたとは思えない。彼は、古い革命歌を人々に歌わせ、鼓舞したが、反面、多くの日本企業家を重慶に招き、中国の僻地である重慶の一大産業基盤化に努めていたことはまちがいない。しかし、その手法があまりにも中国人的であったということだ。世は金次第と考えていたようである。<続く>
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