Re: スカボロー礁: 中国側主張の矛盾
投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2012/05/11 19:00 投稿番号: [189017 / 196466]
スカボロー礁の国際法廷における領有権判断の最も重要な点は200海里EEZ(経済排他水域)ということにあろう。200海里EEZが複数国と重複している場合は、当事国からの中間線ということになるが、スカボロー礁はフィリピンのスービックからわずか100海里の位置にあり、中国のEEZとはまったく重複していない。
台湾の金門島や馬祖島は中国沿岸に極めて近いが、これは例外である。これら両島には台湾人が居住し支配している。中国(中華人民共和国)の支配下に置かれたことはない。フォークランド島も英国からは大西洋を挟んだはるか彼方にあってアルゼンチンに近いが、だからと言ってアルゼンチンの領土だとは言えない。アルゼンチン人がこのフォークランド島に住み、島を支配していたという歴史上の事実が一切ないからである。単に大陸棚の延長だから我々のものだと主張するのはおかど違いということだ。
ちなみにスカボロー礁に中国人が住みつき支配していたという歴史上の事実はない。単に観測地点であったとか、中国の地図にあるとか、という話でしかない。地図に書きさえすれば何でも自分たちの領土になるという論理は大いにいただけない。観測地点であったという論理もいただけない。この論理を国際法的に正当と認めれば、それこそ世界の領土地図は大混乱に陥る。
中華人民共和国は第二次大戦後に出来た国だということを肝に命ずるべきだな。清朝も元朝もそして漢朝も唐朝も現在の中華人民共和国とは国家として関係ないのである。
これは メッセージ 189015 (mr_*hin** さん)への返信です.
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