日中関係

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Re: 尖閣領有権問題と国際法

投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2012/01/31 19:58 投稿番号: [188338 / 196466]
日本周辺国の大きな問題の一つに法倫理というのがある。これらの国々では勿論国内法を制定しているが、法制定に対する倫理観・視点が日本を含む欧米先進国とはまったく逆となっている場合が多い。すなわち、これらの国々の法は、時の執権層が民衆を統治するために己の都合がいいように制定してきたものが多い。「執権層による執権層のための法」だということだ。

これに対し、日本や欧米先進国の法は、国民の平和で安全かつ公平な生活を保障する目的で制定されている。すなわち、「国民多数の意見による国民のための法だ」ということだ。

この両者の立法視点の違いは、国民の間の法尊重の精神に極めて大きな影響を与える。すなわち、人々の遵法精神に大きな影響を与えるということだ。為政者の為政者のための立法は、一般の国民には「相手が強いから巻かれるしかない」ということであり、「法などクソ食らえ!   見つからなければ何をやってもいいじゃないか」と言うことになる。そこには法に対する国民の信頼も威厳もない。上の都合で押し付けられた法など「勝手にさらせ!」ということだ。このような法社会では、決まって腐敗が横行する。その典型は中国であり、韓国である。ロシアもそうだな(苦笑)。

日本を訪れた中国人観光客がまず驚くのは、信号機のある交差点で日本人歩行者が赤信号で立ち止まって青に変わるのを待っている姿だという。車がまったく通っていないのにもかかわらずということだ。中国ならば、車が通っていないのであるから、人々はたとえ赤信号であっても交差点を渡るとコメントしておった。実は、私も若い頃は、車が通っていない小さな交差点などは、赤信号であっても渡っていたものであるが、今では後ろめたさがあって、できるだけ青になるのを待つようにしている。しかし、これは私が歩行者の場合だな。車を運転している場合は、赤信号では必ず止まる。そして青になるのを待つ。ここ数十年で日本人も道路交通法規に対する尊重が飛躍的に進んでいる。これが民度の底辺を押し上げていると、私は考える。道路交通法ですらこうなのであるから、他の重要法規に至っては、日本人の心の中に確実に法を尊重する意識が生まれている。これが法をより崇高なものにしている。

ところが中国・韓国・ロシアにあっては、人々に法など守ろうとする意識が薄い。上からのご都合主義の法などまっぴらだということだ。中国の場合はいまだに共産党一党独裁の国であるから、共産党独裁政権維持のご都合による法だということは分かるが、民主化したというロシアや韓国でも法に対する意識が薄い。民主的な法治の歴史が浅いからそうなのだと私は考えたいが、根底には民族的・歴史的な素養・性格があるような気がしてならない。

したがって、これら三国では国内法ですらそうなのであるから、ましてや国際法など「どこ吹く風だ!」ということになる。困ったものである(苦笑)。
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