Re: 中国川柳 「順口溜」
投稿者: yume_sarasa1211 投稿日時: 2011/04/30 00:18 投稿番号: [187458 / 196466]
それでは、この国の貧乏人たちはどのように生きているのか。
次のような有名な順口溜がある。
結婚はしたいけどそれは無理なことだ。
マンションも車も持たない俺に誰が嫁に来るというのか。
結婚して子供を産みたいけど、それはまた無理なことだ。
産院で帝王切開でもすれば3カ月分の給料が飛ぶではないか。
子供は産んではみたが、学校へ行かせるのは無理なことだ。
入学金だけで半年分の給料が要るから。
子供が大きくなってうれしいけど、病気にでもなれば大変なことだ。
医療費一つで家がつぶれてしまう。
病気が治らず死にたいけど、それはさらに大変なことだ。
火葬代があれほど高騰してどうやって死ねるのだろうか。
この順口溜の言わんとするところは明々白々であろう。
要するに「経済大国」と称される中国の貧困層にとって、
生きるのも死ぬのも容易ではない、ということである。
「帝王切開で3カ月分の給料が飛ぶ」とか、「入学金だけで半年分の給料が要る」
とか、あるいは「医療費だけで家がつぶれてしまう」とかは、決して風刺文学
特有の誇張ではない。むしろ今の中国の現実であることがよく知られている。
今年2月6日に国営通信社の中国新聞社が配信した社会記事でも、
「食べていくのに精いっぱい」という低層の人々の生活難の実態が
克明にリポートされている。
そして4月22日に発表された米調査会社ギャラップの
「2010年の幸福度調査」によると、自分の生活について
「満足している」と感じている中国人は全体の12%でしかなく、
逆に「苦しい」と感じている中国人は71%もいることが判明したという。
この国の民はいつになって、生きることの苦しさから解放されるのであろうか。
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【プロフィル】石平
せき・へい
1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。
88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。
民間研究機関を経て、評論活動に入る。『謀略家たちの中国』など著書多数。
平成19年、日本国籍を取得。
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これは メッセージ 187457 (yume_sarasa1211 さん)への返信です.
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