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★ 映画『氷雪の門』をめぐって ★

投稿者: yume_sarasa1211 投稿日時: 2010/12/31 21:26 投稿番号: [185783 / 196466]
★   映画『氷雪の門』をめぐって   ★
渡部昇一書下ろしニュースレター     平成22年12月17日

  映画『樺太   1945年夏   氷雪の門』が公開され、深い感動を呼んでいる。

  昭和20(1945)年8月9日、
ソ連は日ソ不可侵条約を破って満洲・樺太に侵攻した。
8月15日に終戦の詔勅が発せられ、日本は停戦したにもかかわらず、
ソ連軍は攻撃をやめずに樺太や千島列島では戦闘が続いた。

  樺太の日本軍はソ連参戦に対して住民に本国への避難を命じ、
その送還に奔走した。
しかし、樺太・真岡郵便局の電話交換室に勤務する電話交換手の
若い女性たちは、本国との電信電話通信を担う自分たちが職場を
離れれば日本との連絡は途絶し、樺太は孤立してしまう、
任務を放棄することはできない、と電話交換室に踏み止まる。
8月20日、突如姿を現したソ連艦隊は真岡町に猛烈な艦砲射撃を加え、
町に突入してきた。
その間も電話交換機の前に座り、本国に逐一状況を伝え、また本国からの連絡を
仲介して任務を果たし続けた電話交換手の女性たちにも、最期が迫ってきていた。
彼女たちは潔く毒をあおって死んでいく。
戦後、健気に散っていった彼女たちの若い魂を追悼して、北海道・稚内の
尖端に碑が建てられたが、そこには彼女たちが日本に送った最期の声が
刻まれている。それはこうである。
「皆さん、これが最期です。さようなら、さようなら・・・・・」。
(なお、この碑には彼女たちが軍の命令で止まったように記されているが、
これは明らかな誤りである。)
ひの気高く、そして悲劇的な史実を映画化したのが『氷雪の門』である。
いい映画である。ぜひ多くの人に観ていただきたいと思う。


  それにしても、日ソ不可侵条約を一方的に破り、満洲、樺太に侵攻した
ソ連の理不尽さ、悪辣さには、怒りを覚えずにはいられない。
『氷雪の門』の悲劇は言うまでもない。
戦争終結後に満洲や樺太からは何十万人の日本人を酷寒のシベリアに連行
して強制労働につかせ、数万人を死なせるという悪行をやってのけた。
事実上、ソ連が殺したのである。
そして、火事場泥棒よろしく北方領土を切り取り、占拠した。
戦後、ヨーロッパでは領土はだいたい戦前の旧に復しているが、
アジアではソ連とその後継であるロシアが北方領土を占領したままである。
前の戦争を引きずってこのような侵略を続けている国は、
日本の北方領土を侵略、実効支配しているロシアと、満洲国を侵略して
自国のように振る舞っている中国と、世界でこの2国だけだと言っていい。

  さらに、ロシア大統領メドベージェフが北方領土を訪問して
ロシアの実効支配の既成事実化を図り、その上、
9月3日を対日戦勝記念日にする、などと言い出している。
これは、日ソ不可侵条約というれっきとした国際条約を破った事実、
終戦の詔勅によって日本軍が停戦したことを無視し戦闘を仕掛けた事実、
多数の日本人をシベリアに拉致して事実上虐殺した事実、
北方領土を侵略している事実を隠蔽しようとするものに他ならない。
悪辣の上に胡坐をかく魂胆なのだ。

つづく
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