心中の話・・・
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2010/06/03 23:43 投稿番号: [182517 / 196466]
日本人の場合、死によって罪を消し去ることができます。
武士であるなら切腹です。
切腹して死ぬなら、その者の罪科はそれ以上追及されません。
だから、武士は武士としての名誉を保つことができました。
例えば、男女が相思相愛でも、昔はそれが罪となり許されない場合がありました。
身分が違うとか、相手が人妻であるとか、売り買いされる妓女であるとか・・。
だが、男女二人して死んでしまえば、罪は許され、死後においては二人の婚姻が認知されるわけです。
心中した男女を迫害し、誹謗することはできません。
ただ、男女の片方が生き残った場合は、ひどい事になります。
歌舞伎などには心中の物語が数多く残っています。
心中するまでに追い詰められる男女に、人々は同情して涙を流すのです。
家族が追い詰められて生きてゆけなくなれば、父は子を殺し、妻を殺し、そして自分も死にます。
これを「一家心中」と言いますが、死ねば罪が消えるから罪人でもなく、悪人でもないのです。
罪を負って死ぬのではないから、墓にも葬られます。
「死んでお詫び申します」と言われたら、もう何も言い返せません。
これは メッセージ 182508 (delia_may_of2010 さん)への返信です.
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