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メラミン混入事件

投稿者: asahiga2423 投稿日時: 2008/09/20 20:42 投稿番号: [172449 / 196466]
少しネット上を調べたので、参考までにまとめます。


(1)なぜメラミンを混入するか

牛乳のタンパク質濃度不足を補うため。
メラミンは窒素含有量の多い化合物。

メラミンはタンパク質ではないが、普通、牛乳のタンパク質濃度を決める場合、牛乳中の窒素濃度を実測して、その値からタンパク質濃度を算出する。

従って、もともと水っぽい牛乳や牛乳を水で希釈したものを、納入検査や製品検査で合格させるため、窒素含有濃度が高くて安価なメラミンを加えるらしい。


(2)混入の方法とその犯人

本来メラミンは水や牛乳にわずかしか溶けないが、

>牛乳の温度を上げて、クエン酸ナトリウムや油などを加えることによって、メラミンを大量に混入していた

という。実行犯としては、酪農家、仲買業者、乳製品メーカーなどが疑われている。
(時事通信   2008年9月18日(木)20:30 )


(3)メラミンの毒性

>メラミンのラットでの経口投与による半数致死量(LD50)は 1-3g/kgで、メラミン自体の急性毒性は比較的低い。

>メラミンと、メラミンに含まれるメラミン合成時の副成品であるシアヌル酸が、尿中で反応し生成した結晶(シアヌル酸メラミン:メラミンシアヌレート)が腎不全を引き起こしたものと考えられる。


(4)類似事件と政府の責任

次項の記事にもあるとおり、2007年のメラミン混入中国製ペットフードがアメリカ等に輸出され、犬や猫が主に腎不全で死亡する事件があった。今回の事件と原因も症状も、全く同じ犯罪だ。

シナ政府や行政組織の隠蔽体質   or   業者とぐるになって金儲けに励む体質のために、類似事件の摘発が活かされず、乳幼児が犠牲になっている。


(5)社会的な背景

【前田徹の上海的故事】ujiSankei Business i. 2008/9/19(産経新聞上海支局長)より以下引用。

>おそらくメラミン汚染は牛乳メーカーにとって必要悪に近いものだったのだろう。中国ではここ数年、食生活の西洋化などから乳製品の需要が急増している。だが、その原料である乳原料の生産が間に合わない状態が続き、また、世界的な飼料高騰もあってコスト下げを狙って乳原料に水を混ぜる慣習ができたという。

>問題なのは、水っぽさを補うためにタンパク質の含有量を増やすメラミンが添加されるようになったことだ。最初は尿素や水酸化ナトリウムを添加していたが、異臭がするためにメラミンに切り替えられた。

>だが、そのメラミンはメラミン樹脂の主原料である工業用化合物で、人体に入ると腎臓結石を促す作用がある。昨年、米国とカナダに中国から輸出されたペットフードにもタンパク質増を目的に添加され、数百匹のペットが腎機能異変で死んでしまった。

>それでもメラミン混入をやめられなかったのは牛乳増産の至上命令があったからではなかろうか。

>温家宝首相は重慶にある乳原料生産地を訪ねたさい次のようなことを話し喝采(かっさい)を浴びたことがある。

>「私には夢がある。中国のすべての子供たちが毎日500グラムの牛乳が飲めるときがやって来ることを」

>かつて毛沢東は農工業大増産を目指す大躍進を号令したことがある。その無理な政策は大失敗し、2000万人の飢餓者を出したといわれている。もちろんそれと比較できないが、牛乳増産がメラミン汚染の背景にあったのは間違いないのではないか。
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