日本の核武装が現実になるシーン(19完)
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2008/07/20 17:37 投稿番号: [167571 / 196466]
投稿者:大介(代行:拓)
「あらたな世界秩序」
今回の全面核戦争危機で、ロシアはNATO参加を打診してきた。一方、そのNATOは、日本に対して協力関係の構築を打診してきた。また、中国の湖政権も軍事交流を米国と日本に打診してきた。世界の秩序と勢力関係が変化しつつあったのである。
このような状況の中で、米国はNATOとの協力関係はもちろんのこと、ロシアと中国の提案も歓迎すべきこととして検討を始めた。特に、米国は英国と日本とのより強固なグローバルパートナーシップの構築に思案をめぐらしていた。米国は、日本との関係を英国並み引き上げるかどうか、そのメリットとデメリットを分析していた。しかし、核兵器に関する限り、日本を英国並みに引き上げることは、デメリットの方が大きいとの結論に達していた。もし、日本が米国の反対を押し切って単独で核を保有することになったら、どう世界は変わるのか、大きな難問であった。
ここにきて、日本国首相から日米安全保障条約のより一層の強化を目的とした未来兵器共同開発の提案があったのである。この提案には核という文字はなかった。
数ヵ月後、海自の青森県大湊基地から一隻の大型輸送船が数隻の護衛艦に警護されて出港した。その出港はひっそりとしていたため、地元紙のニュースすらならなかった。名目は、ハワイの米軍基地と連携する海自基地の改修整備ということであった。しかし、この輸送船には同じ青森県内の米軍三沢基地から数名の米軍関係者と六ヶ所村の日本人技術者数名が乗船していた。その上、積荷の中には厳重に梱包された、およそ改修工事とは関係ないと思われるような機材もいくつか積み込まれていた。
輸送船の目的地は、自衛隊員とその関係者のみが居住する太平洋の孤島、硫黄島であった。
(完)
これは メッセージ 167569 (k_g_y_007_naoko さん)への返信です.
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