日本の核武装が現実になるシーン(18)
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2008/07/20 16:57 投稿番号: [167569 / 196466]
投稿者:大介(代行:拓)
「日米安全保障会議 - ワシントン」
ワシントンでは次官級の日米安全保障会議が開かれていた。米国は日本による単独核兵器開発を阻止するため、英国またはフランス並の核兵器開発協力を考えていたが、この方式ではまだ核を保有していない国々の核兵器保有願望の阻止が難しくなり、核不拡散の原則に逆行する恐れがあったし、また、日本の単独核兵器保有を認めることともなり、もし日本が敵性国家になった場合の憂慮があった。もちろん、日本が米国の敵性国家になる可能性は万に一つの確率であったが..。
米国大統領は、A国特使と称する例の男から北京の状況報告を受けていた。このとき、核兵器開発に関する日本国首相の強い意向もこの男を通じて伝達されていた。日本の首相は、今日本が核兵器を保有することは、戦後60年間一貫して核兵器反対を唱えてきた日本の世界に対する平和信念を裏切ることとなり、また、世界で唯一の被爆国として核廃絶運動を推進する主要国が世界に皆無となることを憂慮していた。しかし、またいつ日本が核の恫喝を受けるかも知れないこと、そのとき米国による核の傘がはたして信頼できるものであるかどうか疑わしさが残ることを指摘した。
日本の首相の提案は、日米安全保障条約の下で、日米間の協調をより一層強化するための方策として、すでにMD開発とその運用でも実証されている協力関係を未来兵器開発にまで拡大したいということであった。
今回急遽開催された日米安全保障会議の主要議題は、まさにこの未来兵器共同開発にあったのである。
<続く>
これは メッセージ 167516 (k_g_y_007_naoko さん)への返信です.
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