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Re: 21世紀の「変法運動」・・

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2007/10/11 21:03 投稿番号: [146666 / 196466]
洋務運動と云うのは、経済に限った近代化でした。外国の資金を導入しながら富国強兵、殖産興業に努めたわけです。
西洋の最先端技術、機械機器など、それは金さえあれば、容易にいくらでも取り込める。

「中体西用」とは、変法運動に対抗して張之洞が書いた「勧学篇」の趣旨ですが、その意味は「中国の伝統を維持しながら、西洋の物を道具として用いる」と云うこと。

洋務運動の時代、中国は武器や軍艦など西洋技術を取り入れたけれど、旧弊の政治制度、軍制などはそのまま守ろうとして、結局、合理主義など西欧の近代思想を取り込むことに失敗。これによって破綻し、挫折したのです。

現代の「改革開放」をご覧なさい。「社会主義市場経済」と言っています。
社会主義体制を中国の伝統として堅持しながら、市場経済と云う西洋の原理を用いるのです。これが悪いと言っているのではない。ただ、この「中体西用」の手法は現代の「洋務運動」に他ならない・・と言いたいのです。

洋務運動には限界があります。それは近代史が語っています。
戊戌政変で変法運動が挫折して後、この運動を潰したあの慈禧太后(西太后)でさえ、政治改革を進めざるを得なくなったのです。
変法運動の政策をそのまま継承することになります。
官制改革、科挙の廃止、立憲君主制への準備・・など。しかし、12年後に憲法を制定するなどと、悠長なことを言っているうちに、時がそれを待たず、清朝は亡びてしまったのです。

現代の洋務運動・・改革開放政策にも限界があるのであり、経済改革が進んだなら、やがて必ずや政治改革、行政改革、制度改革に着手せざるを得なくなる。人々が経済的に豊かになれば恐れるものなく、共産党の権威によってこれを統制することができなくなる。党の威光(一句話)は通用しなくなるから、そこには新たに整備された法規制が必要になるのです。

法であり制度であり、その改革には中国国民の内面の変革が迫られる。
80年、天安門の広場に集まった人たちは何を求めたか?
あの時は、まだ、時期尚早だったかも知れない。だが、将来、その時は必ず訪れるのです。
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