和魂>春夏さん
投稿者: nita2 投稿日時: 2000/08/26 07:54 投稿番号: [13608 / 196466]
>ところで、和魂漢才というのが、もともとの言い方なんですよね。菅原道真でしたか。
あっ、そうですね。佐久間象山は「東洋道徳、西洋芸術」でした。勘違いしました。
>実は維新の心は漢魂だったか。とはいえ、国学も影響しているから、結局混ざり合ってるんでしょうけど。
維新の思想的背景を考えると何と言っても「尊皇攘夷」ですね。
これを分析すると、尊皇は朱子学の「尊皇斥覇論」、国学の「古道」に、攘夷は儒学の「華夷思想」、国学の
「神国思想」に行き着きます。攘夷論は西洋に叶わないと見るや倒幕論に変わっていきます。
最後に残るのは「尊皇斥覇論」に基づく尊皇倒幕論です。尊皇斥覇論は皇帝を尊び覇者を蔑むという思想です。
「大日本史」を編纂して歴史認識の高かった水戸藩にはこの尊皇斥覇論が色濃く残っており、それが水戸学と
なり、維新の思想的背景となりました。
そして、王統の正当性とともに覇者を蔑むのですから、為政者の倫理感が強く求められました。
それは、主君のために身を捨てる潔さとか、武士としての徳のことですが、山鹿素行よって理論化され確立
しました。山鹿流陣太鼓でお馴染みの忠臣蔵はこの思想に基づいています。
これが、幕末、、義を原理とする倫理、修養主義になり、山崎闇斎敬などにより儒教と神道も融合していき
ます。
そして、これらが、国体の護持、大和魂など軍国日本の思想の背景となって行きます。
天皇機関説の美濃部達吉は菅原道真の子孫ですね。子孫を通じて「和魂はそう言う意味じゃない」と訴えた
かったのかな?
これは メッセージ 13598 (harunatu17 さん)への返信です.
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