危篤状態の長江、①
投稿者: okasaki13 投稿日時: 2007/04/30 09:24 投稿番号: [135998 / 196466]
危篤状態の長江、待ったなしの水質汚染対策呼びかけ=専門家ら
【大紀元日本4月30日】長江保護に関する中国の最新の報告によると、長江において、水環境の悪化、生態系の劣化、資源の破壊などの問題が深刻化しており、専門家は、長江を救うには、一刻の猶予も許されないという。米国のVOAが伝えた。
長江は世界の3大河川であるとともに、中国第一の河川。上流は金沙江と呼ばれ、下流を揚子江という。中国科学院南京地理湖泊研究所、世界自然保護基金及び長江水利委員会などが、4月14日に長沙において発表した《長江保護及び発展報告2007》によると、中国の“母なる河"と称される長江の健康状態はすぐれず、一部河段の水質は取り返しがつかないほどに悪化しているという。
この報告は、現在のところ最も権威があり、データが最も精緻な“身体検査"であるが、これによると、将来の気候の温暖化の長江に与える影響はますます大きくなるとしており、三峡ダムは建設されたものの、長江の洪水防止体制の状況は依然として深刻であるという。また、長江流域における廃水の排出量は年々増加しており、水質は悪化の趨勢にある。このほか、非合理的な開発によって、長江産イルカ、チョウザメ等10数種類の魚類の生存が危機にさらされている。
過度の資源開発が生態系に影響
四川省地鉱局の地質探査技師である范暁同氏は、報告の結論に同意しており、人類の生産及び生活活動は、長江流域の汚染を増やす一方であり、管理措置が追いついていないほか、水利資源の過度の開発もまた、生態系に極めて大きな影響を与えているという。例えば、重慶から広元にかけての水域において、16の水利センターが建造されているが、これらは、乾季に沿岸の水不足の問題を引き起こすほか、長江の自浄能力の低下をももたらしている。
范氏は「現在、長江流域全体において、大規模な水利開発が行われており、多くのダムが建設されているほか、再建されているダムもある。一連の大型ダムの建設が始まって以来、多くの河段における水流が静止した状態になっている。流動する河流には自浄能力があるが、流速が減速すると、自浄能力は低下し、ダムにおける汚染が累積されていく」としている。"
取り返しのつかない水質汚染
中国政府の英文紙「チャイナ・デイリー」は、16日にこの報告を引用し、長江幹流の汚染は600キロにわたり、湘江,岷江、沱江及び黄浦などの30%の支流の汚染が深刻で、長江の大量の汚染物が、取り返しのつかない危機的な状況をもたらしていると述べている。
范氏によると、三峡ダムを建設した際、国家は汚水処理及び固体廃棄物処理のためのプロジェクトに大量の投資を行った。しかし、現在のところ、汚水処理網の整備が追いついていない。また、三峡ダム建設のために大量の失地農民と失業者が発生し、彼らの貧困問題が深刻化し、就業問題の解決が喫緊の課題となっている。このため、重慶や成都を含む長江沿岸の地方政府は、経済発展に一層注力し、新規の大型工業プロジェクトの誘致に励んでいる。
【大紀元日本4月30日】長江保護に関する中国の最新の報告によると、長江において、水環境の悪化、生態系の劣化、資源の破壊などの問題が深刻化しており、専門家は、長江を救うには、一刻の猶予も許されないという。米国のVOAが伝えた。
長江は世界の3大河川であるとともに、中国第一の河川。上流は金沙江と呼ばれ、下流を揚子江という。中国科学院南京地理湖泊研究所、世界自然保護基金及び長江水利委員会などが、4月14日に長沙において発表した《長江保護及び発展報告2007》によると、中国の“母なる河"と称される長江の健康状態はすぐれず、一部河段の水質は取り返しがつかないほどに悪化しているという。
この報告は、現在のところ最も権威があり、データが最も精緻な“身体検査"であるが、これによると、将来の気候の温暖化の長江に与える影響はますます大きくなるとしており、三峡ダムは建設されたものの、長江の洪水防止体制の状況は依然として深刻であるという。また、長江流域における廃水の排出量は年々増加しており、水質は悪化の趨勢にある。このほか、非合理的な開発によって、長江産イルカ、チョウザメ等10数種類の魚類の生存が危機にさらされている。
過度の資源開発が生態系に影響
四川省地鉱局の地質探査技師である范暁同氏は、報告の結論に同意しており、人類の生産及び生活活動は、長江流域の汚染を増やす一方であり、管理措置が追いついていないほか、水利資源の過度の開発もまた、生態系に極めて大きな影響を与えているという。例えば、重慶から広元にかけての水域において、16の水利センターが建造されているが、これらは、乾季に沿岸の水不足の問題を引き起こすほか、長江の自浄能力の低下をももたらしている。
范氏は「現在、長江流域全体において、大規模な水利開発が行われており、多くのダムが建設されているほか、再建されているダムもある。一連の大型ダムの建設が始まって以来、多くの河段における水流が静止した状態になっている。流動する河流には自浄能力があるが、流速が減速すると、自浄能力は低下し、ダムにおける汚染が累積されていく」としている。"
取り返しのつかない水質汚染
中国政府の英文紙「チャイナ・デイリー」は、16日にこの報告を引用し、長江幹流の汚染は600キロにわたり、湘江,岷江、沱江及び黄浦などの30%の支流の汚染が深刻で、長江の大量の汚染物が、取り返しのつかない危機的な状況をもたらしていると述べている。
范氏によると、三峡ダムを建設した際、国家は汚水処理及び固体廃棄物処理のためのプロジェクトに大量の投資を行った。しかし、現在のところ、汚水処理網の整備が追いついていない。また、三峡ダム建設のために大量の失地農民と失業者が発生し、彼らの貧困問題が深刻化し、就業問題の解決が喫緊の課題となっている。このため、重慶や成都を含む長江沿岸の地方政府は、経済発展に一層注力し、新規の大型工業プロジェクトの誘致に励んでいる。
これは メッセージ 135997 (okasaki13 さん)への返信です.
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