Re: 歴史を反省するとは?
投稿者: viet_cong1961 投稿日時: 2007/04/29 16:33 投稿番号: [135956 / 196466]
太平洋戦争における帝国陸海軍実戦部隊の勇猛果敢な戦いぶりについては敵国(主として米軍)から絶賛されているにも拘らず、トップは戦力を小出し(漸次投入)するとか決定的勝利を目前にして転進してしまうなどと酷評されていますね。ご指摘のように、日清、日露、第一次世界大戦と勝利を重ねて官僚化した軍人がかっての無謬の成功体験(日本海海戦)を金科玉条として、失敗を恐れるあまり中途半端な指示命令を行ったように思われます。だからといって、彼等が東郷平八郎や秋山真之の如く戦ったとしても帝国陸海軍が世界を敵に回して最終的な勝利を得ることが出来ると、剃刀と評された東条英機が考えていたとは思えません。
中国大陸での「事変」の拡大に歯止めをかけられず、ずるずると南進し「南部仏印進駐」に及んでハルノートを突きつけられるに至ったこと、そしてこともあろうにソ連邦の仲介を期待して英米蘭に宣戦布告を行ったことにこそ反省すべき数多の教訓があると思います。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という諺の意味を日本人は改めて学ばなくてはなりません。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」気持ちを「律儀」に守ろうとするだけでは、自己責任を放棄しているか世の中を舐めていることになりましょう(苦笑)。
これは メッセージ 135954 (palmereldritch608 さん)への返信です.
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