Re: 封印された過去−日本人慰安婦 前編四
投稿者: jm_s1960 投稿日時: 2007/03/14 15:24 投稿番号: [133594 / 196466]
命の心配がなく、食事も充分と言う事となると夜考えるのは女の事、なんで日本女性を泡を食って帰したか、今更くやんでも始まらない。我々ガンルームは始めから現地女性とうまくやっていたから不自由はなかったが、収まらないのは偉いさん達、特にM参謀はこの件について御熱心で、転勤前に山県長官からお許しを得ているからという事で、アンボンに東西南北の四つのクラブ(慰安所)を設け約一〇〇名の慰安婦を現地調達する案を出された。その案とはマレー語で、「日本軍将兵と姦を通じたるものは厳罰に処する」という布告を各町村に張り出させ、密告を奨励し、その情報に基づいて原住民警察官を使って日本将兵とよい仲になっているものを探し出し、きめられた建物に収容する。その中から美人で病気のないものを慰安婦としてそれぞれのクラブで働かせるという計画で、我々の様に原住民婦女子と恋仲になっている者には大恐慌で、この慰安婦狩りの間は夜歩きもできなかった。
日本の兵隊さんとチンタ(恋人)になるのは彼等も喜ぶが、不特定多数の兵隊さんと強制収容された処で、いくら金や物がもらえるからと言って男をとらされるのは喜ぶ筈がない。クラブで泣き叫ぶインドネシヤの若い女性の声を私も何度か聞いて暗い気持になったものだ。
果して敗戦後、この事がオランダ軍にばれて、原住民裁判が行われたが、この計画者は既にアンボンに居らず、それらの女性をひっぱった現地住民の警官達がやり玉に上がって処罰された程度で終ってしまった。彼女達が知っているのはひっぱった警官だけで、この事件の真相は闇に沈んだ。
『滄溟』海軍経理学校補修学生第十期文集刊行委員会編
「アンボンは今」坂部康正
アンボン地区においては、飛行場の設営、防禦陣地構築などを任務とする海軍の設営隊・施設隊が、慰安所の建設にまで直接、携っていたと、当時の第二十四設営隊本部高木進主計長も『滄溟』の中に書き記している。(『滄溟』
「海軍の想い出」高木進)
続く
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これは メッセージ 133593 (jm_s1960 さん)への返信です.
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