Re: A級戦犯
投稿者: voice_of_free_taiwan 投稿日時: 2006/04/11 07:52 投稿番号: [112358 / 196466]
>アジア諸国を侵略し、多数の犠牲者を出した以上日本人だけの判断で決められるものではありません。
>歴史的認識に時効はない、われわれ日本人は逃げることなく過去の歴史と向き合わなくてはならないのです。(No.112331)
A級戦犯とは東京裁判において戦争指導者として「平和に対する罪」で有罪とされた者のこと。「平和に対する罪」とは侵略戦争を罪とする考え方ですがそのような一般通念は歴史上一度も確立されたことがありません。東條英機が有罪ならばベトナムを侵略した訒小平、フォークランドを侵略したガルチェリアルゼンチン大統領、突如南侵した金日成、その他インドネシア独立戦争のオランダ、ベトナム独立戦争のフランスなどあらゆる戦争の指導者が有罪でなければおかしいが現実はそうではありません。東欧民主化の芽を摘んだ旧ソ連のハンガリーやチェコ侵攻が犯罪でないのも不合理です。最新の事例でもイラクのフセイン大統領はクウェート侵攻について罪を問われてはいないと聞きます。
つまるところいかに侵略的であろうと戦争自体を犯罪行為とみなすことは現在でも無理なのです。ニュルンベルグ裁判においては検事側が「平和に対する罪」を問おうとしたが弁護側の一部の隙も無い強力な抗弁に遭って適用をあきらめたとされます。その結果ナチスドイツは専らホロコーストに関して「人道に対する罪」が問われました。ドイツはホロコーストについて謝罪したことはあってもフランスなど周辺諸国を侵略したことについて謝罪したことはないはずです。
所詮「平和に対する罪」は唯一東京裁判という裁判の体裁を取った猿芝居のリンチ劇を完結させるため必要とされた我田引水の無理な法理であったといえます。東京裁判において「南京大虐殺」があったとして突如強い非難が提起されたのは、さすがに「平和に対する罪」だけで死刑判決を下すのは後ろ暗かったのでホロコーストに匹敵する重大で残虐な人権侵害事件がどうしても必要になったからではないかと考えられます。
これは メッセージ 112336 (sugotyon さん)への返信です.
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