海軍でも餓死・戦病死は有る②
投稿者: nemuronosannma 投稿日時: 2011/08/19 16:52 投稿番号: [19691 / 28555]
まず、前回、海軍と陸軍双方が餓死・戦病死をした例を挙げて、海軍の戦死者の殆どは餓死・戦病死の可能性が無いと言う主張に反論させていただきましたが、それだけでは足りないようなのでもう一つ、今度は数字的にも大きな実例を挙げます。
1943年11月より米海軍太平洋方面軍は、ギルバート諸島マキン・タラワを手始めに中部太平洋で侵攻作戦を行いました。その中で、餓死・戦病死者を出すことなく所謂「玉砕」した島々もありましたが、多くの島々に日本軍は置き去りになり、糧食もつき、斃れてゆきました。軍令部が出した「内南洋方面離島状況調査票」によれば、1945年4月14日時点でも、海軍52915人 陸軍67950人 合計104500人という多数の人員が取り残されていた。現地自活可能なポナペ・モートロック・ロタ・トラック・パラオ地区・ヤップ地区等の地域もりましたが、ウォッゼ・マロエラップ・ミレ・ヤルート・ナウル・オーシャン・クサイ・エンタービル・バガン・メレヨン(前出)・大鳥島・南鳥島などはとても自給自足は出来ず、多くの人々が亡くなりました。もちろん、この軍令部発表以前にも多くの方々が亡くなっていた事でしょう。この地域での戦死者24万7500人の方々の過半を、餓死・戦病死が占めたことは十分予想できる数字だと思われます。
このように、中部太平洋は餓死・戦病死者のとても多い戦地でしたが、その中には多くの海軍守備隊員が存在しており、海軍と言えども餓死・戦病死とは無縁ではありませんでした。
さて、陸戦隊に関してですが、海軍陸戦隊と言う組織が平時からあるわけではなく、海軍根拠地隊が陸戦を行う部隊となったり、艦船乗員が旧乗艦ごとに小隊・中隊を組織したり、陸上部門の人員によって編成したり、さまざまです。上記中部太平洋の陸戦隊や、フィリピンに於ける部隊は、陸軍同様、陸上での戦(闘)死と共に餓死・戦病死も多かったと思われます。フィリピンでの戦死者約50万の内、海軍は16万人程度と思われますが、その中で陸戦隊となった後の犠牲者の多くに餓死・戦病死者が多く含まれていると思われます。
も一度言いましょう。
これらの事を勘案すると、海軍の兵士と言えども、餓死や戦病死と無縁だったと言うのは早計と思われます。
最後に、サンプル調査の方法が、陸海軍を問わず行われて、それを類似戦闘地域・種別等に当てはめるのなら、当てはられる側も陸海を問わないのが合理的でしょう。統計のイロハです。
1943年11月より米海軍太平洋方面軍は、ギルバート諸島マキン・タラワを手始めに中部太平洋で侵攻作戦を行いました。その中で、餓死・戦病死者を出すことなく所謂「玉砕」した島々もありましたが、多くの島々に日本軍は置き去りになり、糧食もつき、斃れてゆきました。軍令部が出した「内南洋方面離島状況調査票」によれば、1945年4月14日時点でも、海軍52915人 陸軍67950人 合計104500人という多数の人員が取り残されていた。現地自活可能なポナペ・モートロック・ロタ・トラック・パラオ地区・ヤップ地区等の地域もりましたが、ウォッゼ・マロエラップ・ミレ・ヤルート・ナウル・オーシャン・クサイ・エンタービル・バガン・メレヨン(前出)・大鳥島・南鳥島などはとても自給自足は出来ず、多くの人々が亡くなりました。もちろん、この軍令部発表以前にも多くの方々が亡くなっていた事でしょう。この地域での戦死者24万7500人の方々の過半を、餓死・戦病死が占めたことは十分予想できる数字だと思われます。
このように、中部太平洋は餓死・戦病死者のとても多い戦地でしたが、その中には多くの海軍守備隊員が存在しており、海軍と言えども餓死・戦病死とは無縁ではありませんでした。
さて、陸戦隊に関してですが、海軍陸戦隊と言う組織が平時からあるわけではなく、海軍根拠地隊が陸戦を行う部隊となったり、艦船乗員が旧乗艦ごとに小隊・中隊を組織したり、陸上部門の人員によって編成したり、さまざまです。上記中部太平洋の陸戦隊や、フィリピンに於ける部隊は、陸軍同様、陸上での戦(闘)死と共に餓死・戦病死も多かったと思われます。フィリピンでの戦死者約50万の内、海軍は16万人程度と思われますが、その中で陸戦隊となった後の犠牲者の多くに餓死・戦病死者が多く含まれていると思われます。
も一度言いましょう。
これらの事を勘案すると、海軍の兵士と言えども、餓死や戦病死と無縁だったと言うのは早計と思われます。
最後に、サンプル調査の方法が、陸海軍を問わず行われて、それを類似戦闘地域・種別等に当てはめるのなら、当てはられる側も陸海を問わないのが合理的でしょう。統計のイロハです。
これは メッセージ 19656 (nemuronosannma さん)への返信です.
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