中国の問題

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中国女性は日本を天国に感じるだろう

投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2011/01/09 12:00 投稿番号: [14969 / 28555]
呉治平さんの『中国郷村婦女生活調査』(長江文芸出版社   2008年)というルポルタージュが評判になっています。

  呉治平さんは、以前は中国共産党の湖北省随州市委員会の宣伝部副部長でしたが、2005年に退職した後、農村女性問題の研究を始めました。4年あまりにわたる農村での調査や取材をつうじて、呉治平さんは農村女性の苦難を痛感し、多くの女性の相談も受けてきました。

  昨年の11月から、呉さんは「首個郷村婦女生活調査」というブログで、農村女性調査の報告を始めたところ、わずか3日間で150万あまりの訪問数を記録しました(現在では、訪問数は400万近くにまでなっています)。とくに「打工潮下的“臨時夫妻”(出稼ぎの波の下の「臨時の夫婦」)」という記事は100万以上の人が読みました。この記事は、多くの夫が出稼ぎに行って夫婦が別居するために、夫(または妻)が別の異性と「臨時の夫婦」になってしまう現象を取り上げて、夫婦が同居できる方策を考えたものです。

  他にも、たとえば以下のような文章があります(タイトルは、のちに単行本化したときの題名です)。

  ・「紅櫻桃与女性禁忌(赤いさくらんぼと女性のタブー)」……女性を差別するさまざまな風習について。月経中の女性は不浄だから、新婚夫婦の前に立ったり、子どもを産んだばかりの女性の家に入ったりしてはならないとか、亡くなった人の位牌を持てるのは息子や男の子孫だけで、娘は持てないなど。

  ・「生兒子光栄(男の子を産むのは光栄である)」……「養児防老(子どもを育てて老後に備える)」「伝宗接代(代々血統を継ぐ)」という思想によって、男の子を生むことが絶対視されているため、男の子を生めない女性が差別され、離婚さえされていることなど。

  ・「媽媽,&#20320;在&#21738;里?(お母さん、どこにいるの?)」……父や母が出稼ぎに行ったために農村に残された女児の性被害について。家に一人でいるときに誘い出されたり、辺鄙な村では、野外に仕事に出かけたときに被害にあったり。継父からの被害や他の土地に仕事に行った時の被害などさまざまだが、告訴が難しいので、被害が表に出るのはごく一部である。

  ・「私房話(ひそひそ話)」……農村女性と結婚や性について対話した記録。彼女たちは「婚姻内強姦」の語がわからないし、夫に対して自分からは性の要求をほとんど出せない。しかし、たくさんの人が集まっている場所で愛や性について語るなど、彼女たちの性についての観念も変わりつつあることなど。

  ・「血殤(血による若死)(上│中│下)」……貧困による売血からエイズに感染した農婦たちが自らの受けた差別について語ったり、売血によって夫が感染して死亡し、自らも感染しつつも、一家を支えて頑張っている女性が自らの状況を語ったり。また、疾病予防センターの医者は、貧困で教育もないために都市で売春をする農村出身のセックスワーカーの感染を防ぐことは難しいと話す。

  ・「婦聯主任怒斥情人論(婦連の主任が「愛人論」を叱責する)」……「婦連の主任はみんな党の書記の愛人だ」というデマが流布されている問題から、女性の政治参加の困難さが浮き彫りになる。

  ・「男婦聯主任的&#23606;&#23596;事(男の婦連の主任のばつの悪さ)」……政治は男の領分だとされているために、計画出産の工作をする婦連の主任まで男性がつとめている村が少なくない情況について。
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