中国で子供50人が鉛中毒
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2006/01/15 08:50 投稿番号: [4592 / 9280]
基準の2倍、工場生産停止
中国甘粛省天水市郊外の呉家河村で少なくとも子供五十人が鉛の集団中毒にかかっていることが判明した。村内にある亜鉛工場が原因とみられている。十三、十四日付の中国消費者報など一部中国紙が報じた。
報道によると、この数年の間、同村の子供約二百人が嘔吐(おうと)・食欲不振、黄疸(おうだん)、発疹(はっしん)といった症状を訴えており、村人が共同で昨年十月に子供五十人を蘭州市の医学研究所に送り検査を受けさせた。その結果、五十人全員が基準値の二倍前後の鉛が検出された。
同村では二〇〇〇年と〇三年に鉛工場、亜鉛工場が建てられたが、その後、川の水が黒く変色し、風が吹くとせき込むような煙に村中が覆われた。樹上の果物などが腐り落ちるなどの被害があったという。周囲の村からは「同村の農産物が汚染されているので買ってはならない」とうわさになっていた。
両工場は事態が発覚後、生産が停止されているという。
中国では昨年七月に浙江省長興県の建下村で電池工場の排煙が原因で地元児童二百人以上が鉛中毒になったとして、村民六百人が工場に押しかけ抗議した事件や、九月に河南省修武県馬坊村で鉛工場が原因で村の児童二百五十九人の九割が鉛中毒症状を起こし、怒った村民が工場を襲撃、拘束される事件などが相次いでいる。
鉛の血中濃度が高いと、中毒にまで至らなくとも、いらつきや認識力の欠如などが指摘され、ワールドウオッチ研究所など国際環境機関は早い時期から、中国の子供が鉛毒にさらされることの危険性を指摘していた。(産経新聞)
公害に対して、何の手も打たれていない。
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