農村からの出稼ぎ労働者問題
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2005/12/13 01:06 投稿番号: [4490 / 9280]
【大紀元日本12月12日】中国の経済発展の速度はかっての日本の高度成長期に匹敵するものであり、テレビで上海の高層ビル群などを見ると、その躍動的な息吹が聞こえてくるような気がする。一説によれば真偽は分からないが、2年前あたりで日本には20階建て以上の高層ビルが1200棟あったそうだが、上海だけでも既に1600棟以上もあるそうだ。
元々、上海は中国沿岸地域の中でも群を抜いていたが、膨大な後背地を持ち、現代中国経済発展の機関車になっているのであろう。昔のガーデンブリッジやブロードウエイマンションつまり今の和平賓館或は旧租界等、以前の威容を誇ったランドマークすら貧弱に見える最新でモダンな高層ビル群は、今は亡き訒小平氏もきっと驚かれる発展振りである。故訒氏の提唱された経済発展が現実になった確固たる証拠でもあろう。外国人が上海を訪問すれば、特に昔の上海を知る外国人にとっては瞠目すべき現象であり、正しく隔世の感がするであろう。
ところで、「これ等の壮麗な景観を作った労働者は、どんな人達なのか?」と自問する人は、左程多くは無いであろう。しかし、実態はどうなっているのか?その答は簡単である。中国の農民10億近くの中から大勢の出稼ぎ労働者が無尽蔵の安価な労働力を提供したからである。しからば、何故、かかる安価な労働力が供給されるのか。確かに訒小平氏は「豊かになれる人達が先に豊かになって残りの人達が豊かになれるようにすれば良い」との言葉を残した。それが南方講話だった筈である。果たして訒小平氏の言葉どおりになったのであろうか?
共産党による革命の結果、全土にわたり、長年の地主階級、富農は一掃されてしまい、全ての農民が一旦は自作農となったものの、折角生産性が向上したのにも拘らず、よりによってすでに弱点が明らかと批判のあったソ連式のコルホーズやソホーズに習い集団農場方式を、それも人間の本性を無視した極端な形を、人民公社の名称で導入し、生産性を落としたのみか却って「鉄飯碗」なる造語に象徴される悪平等を生んでしまったのは記憶に新しい。
戸籍一つをとっても未だに硬直的で都市に生まれるか農村に生まれるかによって大きく左右される社会、人口の移動を制限する悪法が結果として盲流あるいは民工という億を越える不安定な労働者群を生んだ本当の原因なのではないだろうか。
華やかな沿海各省の繁栄或は対外競争力を支えているのは、勿論、台頭した民間企業や郷鎮企業であるが、その競争力を担う底辺の低賃金労働者達の素性や日常はどうなのか?
戸籍を都市に移せぬため、劣悪な仮住まいの住環境にも甘んじ、子弟の就学すら満足に行えず、貧しい生活の中で更に質素倹約して故郷の親族を養う健気な人達も、高級アパートに住み欧米人と変わらぬ優雅な生活を送り小皇帝と称される一人っ子に惜しげもなく大金を費やす企業家やビジネスエリートも同じ中国人である。
農村から多数の人達が首都圏に移り住み、時としてスラムを形作るのは、どの国にも共通した現象であり、決して中国固有の現象ではないが、問題はその規模である。
元々、上海は中国沿岸地域の中でも群を抜いていたが、膨大な後背地を持ち、現代中国経済発展の機関車になっているのであろう。昔のガーデンブリッジやブロードウエイマンションつまり今の和平賓館或は旧租界等、以前の威容を誇ったランドマークすら貧弱に見える最新でモダンな高層ビル群は、今は亡き訒小平氏もきっと驚かれる発展振りである。故訒氏の提唱された経済発展が現実になった確固たる証拠でもあろう。外国人が上海を訪問すれば、特に昔の上海を知る外国人にとっては瞠目すべき現象であり、正しく隔世の感がするであろう。
ところで、「これ等の壮麗な景観を作った労働者は、どんな人達なのか?」と自問する人は、左程多くは無いであろう。しかし、実態はどうなっているのか?その答は簡単である。中国の農民10億近くの中から大勢の出稼ぎ労働者が無尽蔵の安価な労働力を提供したからである。しからば、何故、かかる安価な労働力が供給されるのか。確かに訒小平氏は「豊かになれる人達が先に豊かになって残りの人達が豊かになれるようにすれば良い」との言葉を残した。それが南方講話だった筈である。果たして訒小平氏の言葉どおりになったのであろうか?
共産党による革命の結果、全土にわたり、長年の地主階級、富農は一掃されてしまい、全ての農民が一旦は自作農となったものの、折角生産性が向上したのにも拘らず、よりによってすでに弱点が明らかと批判のあったソ連式のコルホーズやソホーズに習い集団農場方式を、それも人間の本性を無視した極端な形を、人民公社の名称で導入し、生産性を落としたのみか却って「鉄飯碗」なる造語に象徴される悪平等を生んでしまったのは記憶に新しい。
戸籍一つをとっても未だに硬直的で都市に生まれるか農村に生まれるかによって大きく左右される社会、人口の移動を制限する悪法が結果として盲流あるいは民工という億を越える不安定な労働者群を生んだ本当の原因なのではないだろうか。
華やかな沿海各省の繁栄或は対外競争力を支えているのは、勿論、台頭した民間企業や郷鎮企業であるが、その競争力を担う底辺の低賃金労働者達の素性や日常はどうなのか?
戸籍を都市に移せぬため、劣悪な仮住まいの住環境にも甘んじ、子弟の就学すら満足に行えず、貧しい生活の中で更に質素倹約して故郷の親族を養う健気な人達も、高級アパートに住み欧米人と変わらぬ優雅な生活を送り小皇帝と称される一人っ子に惜しげもなく大金を費やす企業家やビジネスエリートも同じ中国人である。
農村から多数の人達が首都圏に移り住み、時としてスラムを形作るのは、どの国にも共通した現象であり、決して中国固有の現象ではないが、問題はその規模である。
これは メッセージ 4479 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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