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天皇制と民主主義2

投稿者: n_o_i_s_e_m_a_n 投稿日時: 2005/06/25 19:51 投稿番号: [3927 / 9280]
ところで、日本の「天皇制」というのはいちおう君主制ですが、極めてユニークな制度です。

例えば江戸時代では「実質的な権力者」は「徳川家」であって、「天皇」ではありません。
天皇は単に「権力者」に実質的に「国を運営する権利を認める権威」であり「後見人」の役割を果たします。(「天皇に権威を与えている」のは「天皇に一目を置いている」侍や民衆そのものです。)

「絶対権力者」というのは、本来「自分より上がいない青天井」ですから、「果てしなく自己肯定して市民に圧政を強いる」ものですが、「征夷大将軍」は、「ほぼ日本の絶対権力者」でありながら、建前上「天皇の下」で「すぐ上に天井」があります。

つまり、日本の場合、「実質的な権力者」を「権威付け機関」としての「天皇」が保障するという図式ですが、もし権力者が見るに耐えない圧政を強き他に候補者が居れば、天皇は「日本の政治を行う権利」を現在の権力者から奪って新たな候補者に渡すことができます。

そのため、「権力者は天皇を絶えず監視する一方、できるだけ圧政などによる口実を与えないように努力せざるを得ない」のです。


最も重要なことは、「実質的な権力者」とは「封建的な権力者」に限定されるものではなく「民主的な政治体制その他なんでも構わない」と言う点です。

明治政府はもちろんですが、軍部によるクーデターでも「天皇の下での国家社会主義」を作ろうとしましたし、日本共産党も戦後までは天皇を打倒する意志をもっておらず「天皇の下での共産体制」を作ろうと考えていました。近衛文麿は国家社会主義に刺激されナチ党をヒントに大政翼賛会という全党一致体制を作りました。(死産と言われるようにすぐに自壊しましたが)


さらに言えば、「実質的な権力者」として「大統領」さえ天皇の下で運用することは可能です。
混乱するので「大統領」とは呼ばれないでしょうが、「大統領と同じ機能を持たせる」ことはできます。

要するに、「米大統領が聖書に手を置いて宣誓する」かわりに、「天皇が承認する」ということです。
前者は「大統領本人の宗教心や良心」に期待します(大統領がその気なら終身絶対権力者になることができます)が、後者は「権威を持つ人間」が権力者を保障します。


「市民の代表のみにフリーハンドと絶大な権力を与える」のは「自由民主主義」と言えるでしょうが、「上位の制約を用意する」ことは「より現実的な体制」だと思います。
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