天皇制と民主主義1
投稿者: n_o_i_s_e_m_a_n 投稿日時: 2005/06/25 19:48 投稿番号: [3926 / 9280]
>天皇以外の国民は平等であり実際に政治を動かすのは国民であるので実質は国民主権だという解釈論ですが、これが民主主義とはいえない私の指摘する所です。
おっしゃる意味は分りますが、それは「一見正しい理想論」ですが「現実にはそうではない」のです。
例えばフランスの政治体制を見てみると
http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20020507/フランス革命で王制を打倒した後、市民による平等な統治の建前で議院内閣制を引きましたが、たくさんの政党が争う多党制で政治はたえず不安定な状況におかれフランスの内閣は21回も交代していました。(皆が平等な立場ですからメカニズム的に当然こうなります。)
こうした政治の不安定さ、リーダーシップの不在に対し危機感をいだいてドゴール首相は大統領制を導入して翌年みずから大統領につきました。
しかし、「大統領制が進んだ民主制なのか」といえば、ルーマニアのチャウチェスク大統領やマルコス大統領などに見られたように、実は「世界中の大統領の多くは独裁者」であり、一旦大統領になってしまえば、民衆に強制して「選挙」という民主的な手段で「終身大統領になる」ことも珍しく無いのです。
また、「共産党による一党独裁」でも建前上は「君主制」ではなく「共和制」ですから、ソ連のゴルバチョフ大統領のように「大統領制はひける」のです。
(ちなみに、共産主義国家を作る方法は、君主制の国で「君主制は差別的で民主的ではない」と市民を扇動して「君主を打倒させ」た後、「市民の代表のような顔で共産党による一党独裁制を敷く」ことです。
この方法だと独裁に立ち向かうべき王側も市民側も疲弊していますから、口先(プロパガンダ戦)だけでやすやすと国を奪うことができるわけです。実際、自由の為に戦った多くの国がそうして意図しない社会主義国家にさせられました)
これは メッセージ 3923 (heikenomatuei さん)への返信です.
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