れれ:地上戦の可能性>peacekeeperさま
投稿者: chao_zoo 投稿日時: 2001/10/12 01:00 投稿番号: [91105 / 177456]
なんかビミョーに話が噛み合わないのですが…。
田岡氏が「ビンラディン氏の所在がつかめないから地上戦はない」と言ったのなら、たしかに間違いでしょう。「地上戦がない」理由はもっと別にあるわけですから。僕が問題にしているのも、その「別の理由」の方です。
つまりその、「(米軍が)アフガンにも、おそらく駐留はするでしょう」というのが、「現実味が乏しい」と申し上げております。「駐留」というのは、戦車や歩兵をアフガニスタン国内に展開させるという意味ですよね?
「だったら補給はどうするの?」ということです。「パキスタンが通してくれるの?」ということです。
本当に「現実」を見ておられますか?
「全体」が見えているのでしょうか?
「補給線」の点について言えば、アメリカという国は島嶼や半島という「海軍力で陸地を包囲できる地形」でしか戦争をしたことがありません(しかも必ずしも勝っていません)。インド洋から1000キロも内陸に入ったところでの戦争など、アメリカのバトル・ドクトリンの根本に反します。これがまず「非現実的」です。
そして「全体を」ということで「外交・国家間関係」まで視野に収めるとますます現実味が乏しいとわかります。
パキスタンは「三つの空軍基地の提供」を表明していましたが、8日の攻撃に際しては提供を断っています。サウジアラビアも自国の基地から攻撃機が発進するのを拒絶しました。
すでに今にしてイスラム諸国は「引いて」いるのです。パキスタンは米国の通過を認めないでしょう。認めれば政権が引っくり返りかねません。
田岡氏はそういう根拠から「地上戦なんて無理」と述べていました。「泥沼」になるもならないもないのです。そういう戦闘にすらならないだろうということです。
アメリカが軍事行動をエスカレートさせるほど、まずは民衆レベルでイスラム諸国の反米感情は高まります。各国政府も無視できなくなります。そうなると、アメリカは自分で自分の首をしめることになります。
別スレッドにてではありますが、「今回の攻撃はアメリカ自身の国益を損ない、威信の低下を招く」と言ったのはそういう意味もあってのことです。
これは メッセージ 90983 (peacekeeper_jp さん)への返信です.
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