アラブの冷笑
投稿者: kusotaka 投稿日時: 2001/10/06 06:44 投稿番号: [81926 / 177456]
アラビア語は子音は28個もあるが、母音は「あ」、「い」、「う」の三つしかない。
アラブ人は「え」と「い」、「う」と「お」を区別しないため、オサマとウサマ
やオマールとウマール、モハメッドとムハマッドを聞き分けできない。
一方、母音の順序を変え、他のことばを作り出したりもする。例えば、本を意味す
る「キターブ」が、母音を変えた「カティーブ」になると「本を書く人」という意味
になる。彼らはこのように単語の音を少し入れ替えて意味を変化させることで、風刺
や滑稽さを楽しんできた。
問題は、その駄洒落が命を奪ったりもするという点である。エジプトの人権活動家
「パラク・ポーター」氏は1992年、過激派イスラム原理主義のグループ「カマー
ト・イスラミヤ(イスラムのグループ)」の音を変え「カマート・ジャラミヤ(闇の
グループ)」と呼び、暗殺されてしまった。
反原理主義市民グループの結集を推進していたポーター氏は、正しいことをよく言
うことで有名だった。当時、原理主義者アブデル・ハミッド・キシークは、「男性の
イスラム教徒が死後天国入りすると、性器が永遠に勃起し美少女らと過ごせる」と説
教して回った。
すると他の指導者らが「永久勃起は難しく、現世よりやや長く勃起することはでき
るだろう」と反論し、論争が起きた。
これにポーター氏は、「コンピュータや宇宙科学、また遺伝工学が支配する世紀末
に、われわれイスラム教徒の関心は、たかだかそんなレベルなのか」と批判し結局、
命を奪われた。
彼の死にアラブ人らは、「命が惜しければ口を慎むべき」といった反応を見せた。
長い間、圧制者と外圧に苦しめられたため、難問に対し正面から対応せずに、あき
らめと冷笑で一貫する社会的雰囲気が形成されたわけである。
10世紀のエジプトの詩人のアル・ムッタナビーは、大地震が発生するや「大地が
偉大なる我が指導者を賛美するため、起き上がり踊リ出した」という内容の詩を書
き、圧制者である宰相に捧げた。人々は、「指導者に天罰がくだった」という詩人の
隠されたメッセージに気づき、腹をよじって笑ったという。
中東地域の民主化が遅れているなか、権力に対するこういった国民の冷笑は今だに
続いているという。そんななか、イスラム過激派は政府の無能・腐敗を批判し勢力を
広げている。
テロリズムに対抗するためには、イスラエルを一方的に支援してきた米国の対中東
政策も改善されるべきであるが、アラブ諸国も権力と国民が水と油のように空回りす
る国内状況を改善しようとする努力をしなければならない。
韓国の中央日報より・・・
アラブ人は「え」と「い」、「う」と「お」を区別しないため、オサマとウサマ
やオマールとウマール、モハメッドとムハマッドを聞き分けできない。
一方、母音の順序を変え、他のことばを作り出したりもする。例えば、本を意味す
る「キターブ」が、母音を変えた「カティーブ」になると「本を書く人」という意味
になる。彼らはこのように単語の音を少し入れ替えて意味を変化させることで、風刺
や滑稽さを楽しんできた。
問題は、その駄洒落が命を奪ったりもするという点である。エジプトの人権活動家
「パラク・ポーター」氏は1992年、過激派イスラム原理主義のグループ「カマー
ト・イスラミヤ(イスラムのグループ)」の音を変え「カマート・ジャラミヤ(闇の
グループ)」と呼び、暗殺されてしまった。
反原理主義市民グループの結集を推進していたポーター氏は、正しいことをよく言
うことで有名だった。当時、原理主義者アブデル・ハミッド・キシークは、「男性の
イスラム教徒が死後天国入りすると、性器が永遠に勃起し美少女らと過ごせる」と説
教して回った。
すると他の指導者らが「永久勃起は難しく、現世よりやや長く勃起することはでき
るだろう」と反論し、論争が起きた。
これにポーター氏は、「コンピュータや宇宙科学、また遺伝工学が支配する世紀末
に、われわれイスラム教徒の関心は、たかだかそんなレベルなのか」と批判し結局、
命を奪われた。
彼の死にアラブ人らは、「命が惜しければ口を慎むべき」といった反応を見せた。
長い間、圧制者と外圧に苦しめられたため、難問に対し正面から対応せずに、あき
らめと冷笑で一貫する社会的雰囲気が形成されたわけである。
10世紀のエジプトの詩人のアル・ムッタナビーは、大地震が発生するや「大地が
偉大なる我が指導者を賛美するため、起き上がり踊リ出した」という内容の詩を書
き、圧制者である宰相に捧げた。人々は、「指導者に天罰がくだった」という詩人の
隠されたメッセージに気づき、腹をよじって笑ったという。
中東地域の民主化が遅れているなか、権力に対するこういった国民の冷笑は今だに
続いているという。そんななか、イスラム過激派は政府の無能・腐敗を批判し勢力を
広げている。
テロリズムに対抗するためには、イスラエルを一方的に支援してきた米国の対中東
政策も改善されるべきであるが、アラブ諸国も権力と国民が水と油のように空回りす
る国内状況を改善しようとする努力をしなければならない。
韓国の中央日報より・・・
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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