対米全面テロ

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被害者の声 さらに続き

投稿者: kaleido_planet5 投稿日時: 2001/10/01 19:05 投稿番号: [78476 / 177456]
(msg78475の続き)

世界があの悲劇からまき直しを図るにつれ、道端にいる人たちも激しく非難するよう
になりました。ぼくの家からそう遠くない所で、あるパキスタン人の女性が身の回り
の品々を車に積もうと駐車場を横切っていたところを故意に車で轢かれました。彼女
の唯一の過ち(?)は頭を覆ってぼくの故郷の伝統的な衣装を身に纏っていたことだ
けなのです。コミュニティにいる家族の無事が心配になります。ぼくの姉は今では怖
がって通勤に地下鉄に乗れません。ぼくの8歳になる妹の学校はロックダウンされて
武装した警官に見張られています。

暴力は暴力しか生まず、恐怖と憎しみにかられて互いを襲撃し合っても、この惨劇を
引き起こした名無しの卑怯者と少しも違わないのです。もしぼくを助け起こしてくれ
たあの男性がいなければ、今頃ぼくはきっと病院にいたかもしれないし、そうじゃな
ければ死んでいたかもしれません。助けはいちばん期待していなかったところから
やって来て、その結果、ぼくたちは人種や宗教、民族に関係なく、みんなここに一緒
にいるんだということをただ教えてくれたのです。これこそがこの国の基礎になって
いる主義というものです。

どうか少しの間でも、あなたの周りの人たちを見てください。友だちや見知らぬ人た
ち、この危機の時にあれば、誰でも助けが必要なときには身近にいる人に助けてもら
いたいはずです。ぼくを助けてくれたのは普段は話し掛けてさえくれないだろうと
思っていた人でした。今こそニューヨークやワシントンにいる人たちのために何が出
来るか自分の胸に聞いてみてください。献血をするのもいいですし、衣服や食べ物、
お金を送るのもいいでしょう。亡くなった消防士たちや警察官、救急隊の人たちの家
族を助けるための基金も設立されています。いちばん役に立たないのは、ぼくたちが
互いに攻撃し合うことで、それこそが連中の思うつぼなのであって、ここにいる人た
ちは誰もそんなことは望んではいないのです。

ぼくの名前はウスマン・ファーマン、ベントレー大経済学部を去年の五月に卒業しま
した。21歳で、十月には22になります。ぼくはパキスタン人でイスラム教徒であ
り、そしてぼくもまたこのひどい悲劇の犠牲者なのです。今度みなさんが怒りを覚
え、自分なりに仕返ししてやろうと思ったときには、どうかこの言葉を思い出してく
ださい。
「兄弟、嫌じゃなかったら、ガラスの雲が近付いているから、俺の手を取りなよ、こ
こからずらかろう」

Post Has Been Edited By Author - Sep-14-2001 14:07:12 PM

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