それは、ちと短絡的では?
投稿者: yagyuukenn 投稿日時: 2001/09/28 22:50 投稿番号: [75814 / 177456]
nisemono_kusai_sanさんへ
それは、ちょっと短絡的では無いかと思う。
「タリバン VS 北部同盟」 は、「原理主義 VS 伝統派(俺の造語)」的な性格があるが、一方で、多民族国家である「アフガニスタンの多数派パシュトゥン人 VS タジク人、ウズベク人、ハザラ人」の人種間闘争の性格もあるからだ。
それに北部同盟自体 ゴロツキ的なところもありそうだ。
詳しくは、下記を見てくれ
「米国、北部同盟支援に慎重 「タリバン後」描けず−−アフガニスタン国内情勢と距離」
(長いので、毎日新聞インタラクティブより抜粋)
全体は
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/nybomb/200109/27-05.html
【ワシントン布施広】米国務省のバウチャー報道官は25日、イタリアに亡命しているアフガニスタンのザヒル・シャー元国王(ローマ在住)と米国のポープ駐イタリア臨時代理大使がこのほど会談し、「アフガンの現状分析」を行ったことを明らかにした。元国王と米当局者の接触は9カ月ぶりで、米政府は反タリバン連合(北部同盟)との接触も続けている。しかしブッシュ政権内には、同連合などを支援してアフガンの政権を変えることへの慎重論も強く、軍事行動後のアフガンの青写真を描きかねているのが実情だ。
元国王と米当局者の会談は昨年9月と12月にも行われた。国務省は「定期的な接触」としているが、今回の会談では米国の軍事行動でタリバン政権が崩壊した場合の対応などが話し合われた可能性が強い。
73年のクーデターで追放された元国王は、同時多発テロ事件後、反タリバンの全勢力が最高意思決定機関(ロヤ・ジルガ)の会合を緊急に開いて暫定政権を樹立することを呼びかけ、必要であれば、アフガンに戻る用意を表明している。
このため米国は反タリバン連合を支援してタリバン政権を倒し、元国王を中心とした政治体制をつくる選択肢もある。ロシアは同連合への武器供与拡大を打ち出しているだけに米露が協力すればアフガンの新たな政治体制樹立は十分可能だ。
ただ、86歳の元国王が重要な政治的役割を果たせるか、多様な民族が存在するアフガンで、反タリバン連合主体の民族和解が可能かという問題があり、米政府は「タリバン打倒」を明確に打ち出せずにいる。直接的な軍事行動、または北部同盟への武器支援などでタリバン政権を倒しても、その後のアフガンが安定するとは限らないからだ。
フライシャー大統領報道官は25日、「北部同盟であれ誰であれ、テロの支援者(タリバン)を倒そうとする者の努力を歓迎する」と述べた。ブッシュ大統領も「米国はアフガンの国づくりには関心がない」と国内情勢に距離を置いている。政権崩壊は歓迎するが、米国が仕掛けたとは思われたくない、という気持ちが透けて見える。
米政府内には「タリバン撃つべし」の声も強いが、アーミテージ国務副長官は、軍事行動の際はビンラディン氏の組織を第1の標的とすべきだと語っている。タリバンを主要な攻撃対象とするか否かで、軍事作戦は大きく変わる。しかも「タリバン後」のアフガン情勢の責任を取りたくないという気持ちが、米国を慎重にさせている。
<中略>
タリバンは、略奪や暴行を繰り返して私腹を肥やすムジャヒディン各派に対し、厳格な支配で治安を回復して国民の人気を得た。96年に首都カブールを制圧。98年には全土のほぼ9割を支配下に置いた。
タリバンの出現がムジャヒディン各派の残存勢力の再結集をうながした。ラバニ、反ラバニ勢力は関係修復を図り、(1)ラバニ氏のイスラム協会(2)反ラバニ派で、社会主義政権時代の軍人ドスタム将軍が結成したウズベク人主体の「アフガニスタン・イスラム運動」(3)ハザラ人を中心とした親イラン・シーア派組織「イスラム統一党」の3派が反タリバン連合を結成した。
タリバンはアフガンの最大勢力のパシュトゥン人が中心。だが、反タリバン連合はタジク人、ウズベク人、ハザラ人などの寄せ集めのうえ、連合を事実上率いてきたカリスマ指導者、マスード将軍が今月、自爆テロで暗殺されたことで動揺もあり、一枚岩ではない。
ラバニ氏の旧政権が現在も国連の議席を持つが、日本はタリバン、ラバニ政権ともに承認していない。【西尾英之】
それは、ちょっと短絡的では無いかと思う。
「タリバン VS 北部同盟」 は、「原理主義 VS 伝統派(俺の造語)」的な性格があるが、一方で、多民族国家である「アフガニスタンの多数派パシュトゥン人 VS タジク人、ウズベク人、ハザラ人」の人種間闘争の性格もあるからだ。
それに北部同盟自体 ゴロツキ的なところもありそうだ。
詳しくは、下記を見てくれ
「米国、北部同盟支援に慎重 「タリバン後」描けず−−アフガニスタン国内情勢と距離」
(長いので、毎日新聞インタラクティブより抜粋)
全体は
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/nybomb/200109/27-05.html
【ワシントン布施広】米国務省のバウチャー報道官は25日、イタリアに亡命しているアフガニスタンのザヒル・シャー元国王(ローマ在住)と米国のポープ駐イタリア臨時代理大使がこのほど会談し、「アフガンの現状分析」を行ったことを明らかにした。元国王と米当局者の接触は9カ月ぶりで、米政府は反タリバン連合(北部同盟)との接触も続けている。しかしブッシュ政権内には、同連合などを支援してアフガンの政権を変えることへの慎重論も強く、軍事行動後のアフガンの青写真を描きかねているのが実情だ。
元国王と米当局者の会談は昨年9月と12月にも行われた。国務省は「定期的な接触」としているが、今回の会談では米国の軍事行動でタリバン政権が崩壊した場合の対応などが話し合われた可能性が強い。
73年のクーデターで追放された元国王は、同時多発テロ事件後、反タリバンの全勢力が最高意思決定機関(ロヤ・ジルガ)の会合を緊急に開いて暫定政権を樹立することを呼びかけ、必要であれば、アフガンに戻る用意を表明している。
このため米国は反タリバン連合を支援してタリバン政権を倒し、元国王を中心とした政治体制をつくる選択肢もある。ロシアは同連合への武器供与拡大を打ち出しているだけに米露が協力すればアフガンの新たな政治体制樹立は十分可能だ。
ただ、86歳の元国王が重要な政治的役割を果たせるか、多様な民族が存在するアフガンで、反タリバン連合主体の民族和解が可能かという問題があり、米政府は「タリバン打倒」を明確に打ち出せずにいる。直接的な軍事行動、または北部同盟への武器支援などでタリバン政権を倒しても、その後のアフガンが安定するとは限らないからだ。
フライシャー大統領報道官は25日、「北部同盟であれ誰であれ、テロの支援者(タリバン)を倒そうとする者の努力を歓迎する」と述べた。ブッシュ大統領も「米国はアフガンの国づくりには関心がない」と国内情勢に距離を置いている。政権崩壊は歓迎するが、米国が仕掛けたとは思われたくない、という気持ちが透けて見える。
米政府内には「タリバン撃つべし」の声も強いが、アーミテージ国務副長官は、軍事行動の際はビンラディン氏の組織を第1の標的とすべきだと語っている。タリバンを主要な攻撃対象とするか否かで、軍事作戦は大きく変わる。しかも「タリバン後」のアフガン情勢の責任を取りたくないという気持ちが、米国を慎重にさせている。
<中略>
タリバンは、略奪や暴行を繰り返して私腹を肥やすムジャヒディン各派に対し、厳格な支配で治安を回復して国民の人気を得た。96年に首都カブールを制圧。98年には全土のほぼ9割を支配下に置いた。
タリバンの出現がムジャヒディン各派の残存勢力の再結集をうながした。ラバニ、反ラバニ勢力は関係修復を図り、(1)ラバニ氏のイスラム協会(2)反ラバニ派で、社会主義政権時代の軍人ドスタム将軍が結成したウズベク人主体の「アフガニスタン・イスラム運動」(3)ハザラ人を中心とした親イラン・シーア派組織「イスラム統一党」の3派が反タリバン連合を結成した。
タリバンはアフガンの最大勢力のパシュトゥン人が中心。だが、反タリバン連合はタジク人、ウズベク人、ハザラ人などの寄せ集めのうえ、連合を事実上率いてきたカリスマ指導者、マスード将軍が今月、自爆テロで暗殺されたことで動揺もあり、一枚岩ではない。
ラバニ氏の旧政権が現在も国連の議席を持つが、日本はタリバン、ラバニ政権ともに承認していない。【西尾英之】
これは メッセージ 75801 (nisemono_kusai_san さん)への返信です.
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