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文化相対主義の理解

投稿者: kitakatakumako 投稿日時: 2001/09/28 17:08 投稿番号: [75527 / 177456]
私は、人類学で使われている文化相対主義とは、異なる民族間の文化について優越や劣等を論じない態度、と理解しております。よく引き合いに出される「ヤンキー座り」あるいは「ウンチング・スタイル」。そういうしゃがみ方は劣っているのではなく、それがその民族のやり方である。という理解。
哲学論争でどういう話があるのかは知りませんが、別にそこまで踏み込むつもりはありません。基本的に人間は、何をもって分かり合ったというのか?その尺度がないと厳密な論争にはならないでしょうね。

学問は現実世界と遊離していても良い部分はありますが、ことに文化人類学のように現実世界をフィールドとして、学者が自己をその場に晒していくような学問では、日々自己解剖し、自己を相対化せざるを得ないでしょう。この「自己の相対化」という感覚が多くのひとに共有されると、だいぶ世界は風通しがよくなるんじゃないかと考えます。

ところで、長い歴史の中で日本はずっとアメリカ抜きでやってきました。世界は1492年までアメリカ抜きでやってきたという言い方をしておきます。
別にアメリカ抜きの世界をまたやっても、たぶん3世紀くらいにわたる混乱はあるでしょうが、おかしくはないと思います。
日本だって律令国家の崩壊開始から500年間内戦をやってきて、徳川幕府と朝廷の二重規範で安定したのです。時間はかかっても、どうせ人間の一生はとりあえず80年、一世代で完成する話ではなし。
だからって長い目でものを見て、将来を見通すことをやめなくてもいいと思うのです。
歴史も相対化できると思うのですが。
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