対米全面テロ

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RE:中東における利権対立国

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2001/09/28 10:26 投稿番号: [75152 / 177456]
まず、コソボ紛争のことからもわかるように”現在”の利権対立国の筆頭はロシアです。

ただしこれは中東とはいっても、西アジアと言ったほうが正確で、民俗学的にもロシアの影響力はここまで及んでいないので、ロシアの利権はトルコより東の国々に集中しているといえるでしょう。ジオ・ポリティクス(地政学上の覇権)が通じるのはそこまでだからです。そこで、今回たびたび浮上してくる名前がトルクメニスタンなわけです。ロシアが西へ西へと動いているのに対し、アメリカは東へ東へと動いている。これは、ロシアには看過できない事態といえるでしょう。ロシアからすれば、アメリカの動きはロシアの動きをけん制しつつ中東全域における覇権を確立せんとする思惑があるように思えるからです。

そして、はるか50年昔からの利権対立国で、いまは同盟の仮面をかぶっているのが、旧大英帝国で宗主国であったイギリスです。かつて世界にはセブン・シスターズ(http://www4.justnet.ne.jp/~eden/Hst/dic/seven_sisters.html参照)といわれる超国家的石油資本の存在がありました。その一翼を担っていたのがイギリスのBPやロイヤル・ダッチ・シェルです。ピュリッツァー賞に輝いたDaniel Yergin著書「The Prize」(国際政治学の教科書でした)をお読みになるとよく理解いただけると思いますが、1960年代にはこれらの資本の存続をかけた壮絶な外交戦が繰り広げられたいたのです。そして、資料HPをご覧になってもおわかりいただけるように、現在このセブン・シスターズは3強に淘汰されています。そしてその一翼には、依然としてロイヤルとBPの存在があるのです。米石油資本との対立は依然根強いでしょう。また、その利権に群がる政治家たちの中の筆頭に、ブッシュ・ファミリーがあるのも事実です。

そして、現在とはこの3強を守る牙として、アメリカの中東における軍事プレゼンスがイギリスの利権も保証している。そういうことでしょう。つまり、イギリスは現在は利権対立国ではなく、むしろアメリカによってその利権を保護され、そのために国際的には常にアメリカを支持する立場にある、”戦略的パートナー”のような立場にあるということです。
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