対米全面テロ

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現地の日本人国連スタッフの手記(本文3)

投稿者: tamaki_yagawa 投稿日時: 2001/09/26 20:27 投稿番号: [73005 / 177456]
(2から続く)

世界が喪に服している今、思いだしてほしい。世界貿易センターやハイジャック機、
ぺンタゴンの中で亡くなった人々の家族が心から死を悼み無念の想いをやり場の無
い怒りと共に抱いているように、アフガニスタンにもたくさんの一般市民が今回の
事件に心を砕きながら住んでいる。アフガンの人々にも嘆き悲しむ家族の人々がい
る。
世界中でただテロの“疑惑”があるという理由だけで、嫌疑があるというだけで、
ミサイル攻撃を行っているのはアメリカだけだ。世界はなぜこんな横暴を黙認し
続けるのか。このままではテロリスト撲滅と言う正当化のもとにアメリカが全世
界の“テロリスト”地域と称する国に攻撃を開始することも可能ではないか。

この無差別攻撃やミサイル攻撃後に一体何が残るというのか。又新たな報復、
そして第2,第3のオサマ・ビン・ラデンが続出するだけで何の解決にもならない
のではないか。オサマ・ビン・ラデンがテロリストだからと言って、無垢な市民まで
巻き込む無差別なミサイル攻撃を国際社会は何故過去に黙認しつづけていたの
か。これ以上世界が危険な方向に暴走しないように、我々ももう少し声を大に
したほうが良いのではないか。

アフガンから脱出できる我々国連職員はラッキーだ。不運続きのアフガンの人々の
ことを考えると心が本当に痛む。どうかこれ以上災難が続かないように今はただ
祈っている。そしてこうして募る不満をただ紙にぶつけている。

千田悦子      2001年9月13日   筆
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