国際法の変容
投稿者: rinagisu 投稿日時: 2001/09/23 11:54 投稿番号: [66391 / 177456]
国際法には余り詳しくないのですが、従来の国際法において予想されていない事態が発生した場合においても、既存の法律に依拠した措置しか認めない分野なのですか?
国際法も法である以上、恒久に硬直しているわけには行かず、新しい国際情勢や社会の変異に基づいて変容していくものだと思います。現在ある国際法も、色々な変遷を経て(新事情を包摂ながら)発展してきたことを考慮すべきです。例えば、宣戦布告という手続も元々要求されていて訳ではなく、国際法が整備されていく過程において導入されたものです。
法を尊重することは大事ですが、特に安全保障の分野では、従来の法に根拠がないというだけで、正当性を欠くというのでは何のための法か分からなくなります。
「従来にない戦争」というのは欺瞞ではなく、新しい国際法ルールを策定してくための提案ではないでしょうか。そして、現実に従来の戦争とは異なるような手続が採られようとしている筈です。
「既存の根拠法がないから・・・」というのは一番楽だし間違ったことを言っている訳ではないのですが、無責任な官僚や法律家が使う逃げ口上に思えます。
もちろん、何でもありでないことは当然ですが、新しいルール・手続を構築していくことも必要だと思います。
ただ、全体の中の一部外野としては現在の法に固執して、法的安全性を著しく逸脱しないための警鐘役も必要ですけどね。
これは メッセージ 66349 (chao_zoo さん)への返信です.
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