アフガンからの手紙つづき
投稿者: asoko77 投稿日時: 2001/09/20 15:59 投稿番号: [58348 / 177456]
つづき
我々国連職員の大部分は 今日緊急避難される筈だったが
天候上の理由として国連機がカンダハールに来なかった。とこ
ろがテレビの報道では「国連職員はアフガニスタンから避難し
た。」と既に報道している。
報道のたびに「アメリカはミサイルを既に発射したのではない
か。」という不安が募る。アフガニスタンに住む全市民は 毎夜
この爆撃の不安の中で日々を過ごしていかなくてはいけない
のだ。更に、現ブッシュ大統領の父、前ブッシュ大統領は 19
93年の6月に 同年4月にイラクが同大統領の暗殺計画を企
てた、というだけで 同国へのミサイル空爆を行っている。
世界史上初めて、「計画」(実際には何の行動も伴わなかっ
た?)に対して実際に武力行使の報復を行った大統領である。
現ブッシュ大統領も今年(2001年)1月に就任後 ほぼ最初
に行ったのが イラクへのミサイル攻撃だった。これが単なる
偶然でないことは 明確だ。
更にCNNやBBCは はじめからオサマ・ビン・ラデンの名を
引き合いに出しているが米国内でこれだけ高度に飛行シス
テムを操りテロリスト事件を起こせるというのは大変な技術で
ある。なぜ アメリカ国内の勢力や、日本やヨーロッパのテロ
リストのグループ名は一切あがらないのだろうか。他の団体
の策略政策だという可能性は無いのか?
国防長官は早々と 戦争宣言をした。アメリカが短絡な行動
に走らないことをただ祈るのみである。
それでも 逃げる場所があり 明日避難の見通しの立ってい
る我々外国人は良い。今回の移動は 正式には 避難
(Evacuation)と呼ばずに 暫定的勤務地変更(Temporary
Relocation)と呼ばれている。ところがアフガンの人々は一体
どこに逃げられるというのだろうか? アメリカは隣国のパキ
スタンも名指しの上、イランにも矛先を向けるかもしれない。
前回のミサイル攻撃の時は オサマ・ビン・ラデンが明確な
ターゲットであったが 今回の報道はオサマ・ビン・ラデンを
擁護しているタリバンそのものも槍玉にあげている。
タリバンの本拠地カンダハールはもちろん、アフガニスタン
全体が標的になることはありえないのか? アフガニスタン
の人々も タリバンに多少不満があっても 20年来の戦争
に比べれば平和だと思って積極的にタリバンを支持できな
いが 特に反対もしないという中間派が多いのだ。
世界が喪に服している今、思いだしてほしい。世界貿易セン
ターやハイジャック機、ペンタゴンの中で亡くなった人々の家
族が心から死を悼み 無念の想いをやり場の無い怒りと共に
抱いているように、アフガニスタンにも たくさんの一般市民が
今回の事件に心を砕きながら住んでいる。アフガンの人々に
も嘆き悲しむ家族の人々がいる。世界中で ただテロの“疑
惑”があるという理由だけで、嫌疑があるというだけで、ミサ
イル攻撃を行っているのは アメリカだけだ。世界はなぜ
こんな横暴を黙認し続けるのか。このままでは テロリスト
撲滅と言う正当化のもとに アメリカが全世界の“テロリスト”
地域と称する国に攻撃を開始することも可能ではないか。
この無差別攻撃や ミサイル攻撃後に 一体何が残るとい
うのか。又 新たな報復、そして 第2,第3のオサマ・ビン・ラ
デンが続出するだけで何の解決にもならないのではないか。
オサマ・ビン・ラデンがテロリストだからと言って、無垢な市民
まで巻き込む無差別なミサイル攻撃を 国際社会は何故 過
去に黙認しつづけていたのか。これ以上 世界が 危険な方向
に暴走しないように、我々も もう少し 声を大にしたほうが良
いのではないか。
アフガンから脱出できる我々国連職員はラッキーだ。不運
続きのアフガンの人々のことを考えると 心が本当に痛む。
どうかこれ以上災難が続かないように、今はただ祈っている。
そしてこうして募る不満をただ紙にぶつけている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
転送していただいてかまわないそうです。
我々国連職員の大部分は 今日緊急避難される筈だったが
天候上の理由として国連機がカンダハールに来なかった。とこ
ろがテレビの報道では「国連職員はアフガニスタンから避難し
た。」と既に報道している。
報道のたびに「アメリカはミサイルを既に発射したのではない
か。」という不安が募る。アフガニスタンに住む全市民は 毎夜
この爆撃の不安の中で日々を過ごしていかなくてはいけない
のだ。更に、現ブッシュ大統領の父、前ブッシュ大統領は 19
93年の6月に 同年4月にイラクが同大統領の暗殺計画を企
てた、というだけで 同国へのミサイル空爆を行っている。
世界史上初めて、「計画」(実際には何の行動も伴わなかっ
た?)に対して実際に武力行使の報復を行った大統領である。
現ブッシュ大統領も今年(2001年)1月に就任後 ほぼ最初
に行ったのが イラクへのミサイル攻撃だった。これが単なる
偶然でないことは 明確だ。
更にCNNやBBCは はじめからオサマ・ビン・ラデンの名を
引き合いに出しているが米国内でこれだけ高度に飛行シス
テムを操りテロリスト事件を起こせるというのは大変な技術で
ある。なぜ アメリカ国内の勢力や、日本やヨーロッパのテロ
リストのグループ名は一切あがらないのだろうか。他の団体
の策略政策だという可能性は無いのか?
国防長官は早々と 戦争宣言をした。アメリカが短絡な行動
に走らないことをただ祈るのみである。
それでも 逃げる場所があり 明日避難の見通しの立ってい
る我々外国人は良い。今回の移動は 正式には 避難
(Evacuation)と呼ばずに 暫定的勤務地変更(Temporary
Relocation)と呼ばれている。ところがアフガンの人々は一体
どこに逃げられるというのだろうか? アメリカは隣国のパキ
スタンも名指しの上、イランにも矛先を向けるかもしれない。
前回のミサイル攻撃の時は オサマ・ビン・ラデンが明確な
ターゲットであったが 今回の報道はオサマ・ビン・ラデンを
擁護しているタリバンそのものも槍玉にあげている。
タリバンの本拠地カンダハールはもちろん、アフガニスタン
全体が標的になることはありえないのか? アフガニスタン
の人々も タリバンに多少不満があっても 20年来の戦争
に比べれば平和だと思って積極的にタリバンを支持できな
いが 特に反対もしないという中間派が多いのだ。
世界が喪に服している今、思いだしてほしい。世界貿易セン
ターやハイジャック機、ペンタゴンの中で亡くなった人々の家
族が心から死を悼み 無念の想いをやり場の無い怒りと共に
抱いているように、アフガニスタンにも たくさんの一般市民が
今回の事件に心を砕きながら住んでいる。アフガンの人々に
も嘆き悲しむ家族の人々がいる。世界中で ただテロの“疑
惑”があるという理由だけで、嫌疑があるというだけで、ミサ
イル攻撃を行っているのは アメリカだけだ。世界はなぜ
こんな横暴を黙認し続けるのか。このままでは テロリスト
撲滅と言う正当化のもとに アメリカが全世界の“テロリスト”
地域と称する国に攻撃を開始することも可能ではないか。
この無差別攻撃や ミサイル攻撃後に 一体何が残るとい
うのか。又 新たな報復、そして 第2,第3のオサマ・ビン・ラ
デンが続出するだけで何の解決にもならないのではないか。
オサマ・ビン・ラデンがテロリストだからと言って、無垢な市民
まで巻き込む無差別なミサイル攻撃を 国際社会は何故 過
去に黙認しつづけていたのか。これ以上 世界が 危険な方向
に暴走しないように、我々も もう少し 声を大にしたほうが良
いのではないか。
アフガンから脱出できる我々国連職員はラッキーだ。不運
続きのアフガンの人々のことを考えると 心が本当に痛む。
どうかこれ以上災難が続かないように、今はただ祈っている。
そしてこうして募る不満をただ紙にぶつけている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
転送していただいてかまわないそうです。
これは メッセージ 58344 (asoko77 さん)への返信です.
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