対米全面テロ

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自爆テロの戦略的正当性:3

投稿者: t_symphonia 投稿日時: 2001/09/14 21:37 投稿番号: [29650 / 177456]
私は、少し違うと思う。
今回、アメリカ軍が経験する「戦争」は、特定の国に対するものではなく、ゲリラを相手とするものだ。
ゲリラ戦においては、エア・パワーや、数の優位性は何の意味を持たなくなる。つまり、湾岸戦争のような「分かりやすい」戦争ではなくなる、ということである。
アメリカは、この「分かり」にくい「戦争」を、中東の地で行うこととなる。しかし、ゲリラが想定している戦場は、いま彼らのいる中東の砂漠ではなく、アメリカの大都市である。つまり、アメリカは2方面に対し、警戒をしなければならなくなる。
もしも、テログループが今回のテロで、地球規模のベトナムを再現しようとしているのであれば、ある程度の成果を収めると私は思う。もちろん、アメリカの都市部もかなりの警戒をしくだろうし、弾道ミサイルによるテロ側の被害も拡大するだろう。しかしそれでも、見えない敵に対してアメリカが苦戦するのは容易に想像できる。そして、それによってアメリカの中東における軍事的・政治的プレゼンスを低下させることができたら、ゲリラ側にとって一定の成果を収めたことになる。
テロ・ゲリラの基本は相手の疲労を誘うことである。政治的・経済的に追い詰めるのが目的であるならば、今回のテロは一応理にかなっていることになる。

追記:私自身、テロには断固として反対である。今回の事件に対し各国が協調してテロ撲滅に向かうことは当然のことと思う。しかし、その原因を作っているのは、実はテロの脅威にさらされている国、という側面を見過ごすわけには行かない。
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