いつか見た夢。<後半9>
投稿者: li__il 投稿日時: 2005/09/17 14:24 投稿番号: [174102 / 177456]
再び壁を調べつつ、私は挟道を進む。人間は初めての経験に対して、事の限り無く何かしら見落としがちな傾向が有る。私は丹念に、壁の自ら調べられる範囲の、ありとあらゆる個所を調べ上げた。しかし事は空しく何事も起こらずに、先の異様な空間に到達した。
私が視線を気になる方へと向けると、相変わらずの猿のお面が目を左右にゆっくりと動かし、口では何やらニヤ付いて居る様にも見えた。私は視線を異物から道の続きに移して、何かしらの進展を探った。先程訪れた時から、私は道の存在には気付いて居た。すると壁の出っ張りに隠れて見えなかった、屋内への入り口を新しく見つけた。先程は私が異物に対して、動揺して居た所為も有ったのであろう。その存在には、気が付かなかった。私は早速、新しく見つけた進展に期待を向けつつ近付いた。
屋内は狭く、電灯が灯って在る。小綺麗な廊下を入ると、直ぐに左へと向きを変えられる構造だ。
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