クバイシ師へのインタビュー
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2005/04/30 22:15 投稿番号: [173324 / 177456]
(抜き書き)
Q. 1月末の選挙で、イラクでの宗派や民族の間の対立が深まったと思いますか?
「勿論。選挙は意見の違いを生んだ。何故なら、ブレマー行政官がイラク統治評議会を作った時に、クルド人、シーア派、スンニ派と宗派・民族ごとに政治勢力が分けられてしまったからだ。何故、米国はイラクを分裂させようとするのか?それはレバノンを見ればわかる。あの国は中東で最も民主的な国だ。スンニ派、シーア派、キリスト教徒が共に国を治めている。それで、レバノンで何が起きた?*(もし宗派・民族を超えて人々が力をあわせれば)何が起きるだろうか?」。
Q.スンニ派は新しい政府を樹立する動きから取り残されていると懸念していますか?
「いや、我々は何も心配していない。何故なら、我々がこれ以上占領を進めさせないことを歴史が後の世代に伝えるだろうからだ。我々も選挙によって民主主義がもたらされるべきだと考えている。だが、(1月末の)選挙はイラク人の間に溝を作った。だから、我々はあの選挙を拒否したのである。見るがいい、政治家たちはより多くのポストを得るためにいがみ合っている。ポストを得るためなら、彼らは何でも売り払うか、或いは買うことになるだろう」。
Q. イラクの平和のためには何が必要だと思いますか?
「イラクの平和のためには、米国と、米軍と一緒に来た者達がイラクから手を引くことが必要だ。そして彼らはイラクの人々にしてきたことを謝罪すべきである。米国は『イラクが安定するまで軍を撤退させない』と言っているが、誰がイラクの人々の安全を脅かしているのか。誰が国境を開け放ち、外国からのテロリスト達を招き入れたのか。米軍がイラクにいる限り平和はやって来ない」。
「自衛隊は小泉政権の犠牲者だ。自衛隊は平和的で、救援活動ために働いていると思う。だが、自衛隊の派遣は日本の憲法に反している。小泉政権は自衛隊員の安全は気にかけないのだろうが、日本の法律では自衛隊は外国に出て戦うことを許されず、彼ら自身を守ることのみが許されるハズである。 だから、自衛隊員達はあくまで日本政府の失政の犠牲者だ。誰もが、日本人は本当は平和的で親切な人々であり、あまりに従順な人々であることを知っている」。
以上。アラブの知識階級らしい、皮肉や示唆がちりばめられたコメントだった。
シバレイのblog 新イラク取材日記
http://reishiva.exblog.jp/
___________________
・・・たとえば,こういう記事↓
スンニ派やアラウィ前首相派に不満 イラク新政権 2005年04月29日23時05分
イラクで28日に発足したイスラム教シーア派主導のジャファリ移行政権に対し、政権中枢から排除されたスンニ派やアラウィ前首相派が不満を募らせている。「下野」したアラウィ氏のグループは、12月に予定される次期選挙に向け準備を開始。宗派・党派間の争いが激化する可能性もある。武装勢力が再び攻勢を強めるなか、綱渡りの政権運営が強いられそうだ。
(以下略)
(朝日新聞)
http://www.asahi.com/international/update/0429/014.html
・・・一見,「事実」を伝えたなんでもない記事のように見えるんだが,
記事から受けるイラクの政治状況の印象は,クバイシ師の説明と微妙に乖離していることが判るな。
Q. 1月末の選挙で、イラクでの宗派や民族の間の対立が深まったと思いますか?
「勿論。選挙は意見の違いを生んだ。何故なら、ブレマー行政官がイラク統治評議会を作った時に、クルド人、シーア派、スンニ派と宗派・民族ごとに政治勢力が分けられてしまったからだ。何故、米国はイラクを分裂させようとするのか?それはレバノンを見ればわかる。あの国は中東で最も民主的な国だ。スンニ派、シーア派、キリスト教徒が共に国を治めている。それで、レバノンで何が起きた?*(もし宗派・民族を超えて人々が力をあわせれば)何が起きるだろうか?」。
Q.スンニ派は新しい政府を樹立する動きから取り残されていると懸念していますか?
「いや、我々は何も心配していない。何故なら、我々がこれ以上占領を進めさせないことを歴史が後の世代に伝えるだろうからだ。我々も選挙によって民主主義がもたらされるべきだと考えている。だが、(1月末の)選挙はイラク人の間に溝を作った。だから、我々はあの選挙を拒否したのである。見るがいい、政治家たちはより多くのポストを得るためにいがみ合っている。ポストを得るためなら、彼らは何でも売り払うか、或いは買うことになるだろう」。
Q. イラクの平和のためには何が必要だと思いますか?
「イラクの平和のためには、米国と、米軍と一緒に来た者達がイラクから手を引くことが必要だ。そして彼らはイラクの人々にしてきたことを謝罪すべきである。米国は『イラクが安定するまで軍を撤退させない』と言っているが、誰がイラクの人々の安全を脅かしているのか。誰が国境を開け放ち、外国からのテロリスト達を招き入れたのか。米軍がイラクにいる限り平和はやって来ない」。
「自衛隊は小泉政権の犠牲者だ。自衛隊は平和的で、救援活動ために働いていると思う。だが、自衛隊の派遣は日本の憲法に反している。小泉政権は自衛隊員の安全は気にかけないのだろうが、日本の法律では自衛隊は外国に出て戦うことを許されず、彼ら自身を守ることのみが許されるハズである。 だから、自衛隊員達はあくまで日本政府の失政の犠牲者だ。誰もが、日本人は本当は平和的で親切な人々であり、あまりに従順な人々であることを知っている」。
以上。アラブの知識階級らしい、皮肉や示唆がちりばめられたコメントだった。
シバレイのblog 新イラク取材日記
http://reishiva.exblog.jp/
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・・・たとえば,こういう記事↓
スンニ派やアラウィ前首相派に不満 イラク新政権 2005年04月29日23時05分
イラクで28日に発足したイスラム教シーア派主導のジャファリ移行政権に対し、政権中枢から排除されたスンニ派やアラウィ前首相派が不満を募らせている。「下野」したアラウィ氏のグループは、12月に予定される次期選挙に向け準備を開始。宗派・党派間の争いが激化する可能性もある。武装勢力が再び攻勢を強めるなか、綱渡りの政権運営が強いられそうだ。
(以下略)
(朝日新聞)
http://www.asahi.com/international/update/0429/014.html
・・・一見,「事実」を伝えたなんでもない記事のように見えるんだが,
記事から受けるイラクの政治状況の印象は,クバイシ師の説明と微妙に乖離していることが判るな。
これは メッセージ 173320 (pyu_pyu_kitakaze さん)への返信です.
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