dadaismさん、お久しぶりです。
投稿者: GivingTree 投稿日時: 2004/11/19 16:18 投稿番号: [172313 / 177456]
旧HNで呼ばせてしまって申し訳ないです。
このIDは9-11のはるか前から作っていました。
>アフガニスタンも中東も米国の思惑通りに進展しているようです。
アフガンは、うまい具合に世界に忘れ去られ民主政権下でアヘン経済が復活して、アフガン国民は喜んでいいんだか悲しんでいいんだかわからない心境でしょうね。
ただ1つだけわかっていることがあるんですが、オランダ・ハーグの国際会議の席上で現地人権NGO関係者から聞いた話だと、アフガンではとにかく司法(法の支配)に対する国民の欲求が非常に高いそうです。「法の庇護」という観念があまり定着してないせいでしょうか、法には守られるよりも罰せられることの方が多かったのかもしれません。そのせいか、アフガンはICC(国際刑事裁判所)の加盟国であり、アメリカとは二国間免責協定を結んでいる国なんですが、国内ではこのICCを介してどのように人権が保護されるのかと、人権NGOなどに質問が殺到してるそうです。
大局的にはアメリカの思惑どおりに親米政権が設置されてパイプライン計画が順調に推移していても、「国づくり」という面ではやはり、民主主義国家で主導権を握るのは民衆の欲求のようです。こうした欲求は、タリバン政権下では生まれてこなかったことでしょう。これが、アメリカの中東戦略の痛し痒しの部分です。
侵略は不法、傀儡政権の設置も不法、パイプライン計画は謀略という事実がありながらも、やはり実効支配から解放された民衆がより自由に権利を主張する土壌ができたのは事実。つまり、あくまで副産物とはいえ、アメリカの被侵略国は侵略前よりは自由になっているという側面がある。これを善しとするか悪とするかは、これから被侵略国の歴史が決めていくことなのでしょう。一概に侵略を悪とできないところ。ここに、アメリカの中東政策を安易に批難できないジレンマがあります。またそれは、アメリカがやはり偉大な自由の国であるという所以なのでしょう。
だが、それがすべての免罪符となるわけではないことは言うまでもありません。
これは メッセージ 172311 (surrealism_dadaism さん)への返信です.
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